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のじさん

Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

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深井戸ポンプの設置

この前の土曜日に深井戸ポンプを4人で設置した。
2時間で終わった。
井戸の深さは40mと聞いていた。
ポンプは水中ポンプで28mの深さだった。
 
菜園の一帯は、井戸の水位は地下20mぐらいであるそうだ。
 
水中ポンプは長さ4mの塩ビパイプをつないだ先端にある。
 
二人が屋根に登り、残り二人が下で作業する。
井戸の構造は至って簡単であった。
 
設置工事は、まず水中ポンプを引き上げる作業から始める。
塩ビパイプが28mつながっているので、それを引き上げるのが一番やっかいである。
 
屋根の二人は、引き上げる係り。
下の二人は、塩ビパイプをノコギリで切断する係りである。
8mごとに引き上げては切断し、4回繰り返した。
 
古い水中ポンプを外し、新品に取り替える。
後は、切断した塩ビパイプを接着しながらもどしていく作業である。
 
4人の中にプロが1人いた。
プロがいるというのは、心強い。
しかも、考える必要がないので、指示通りに動くだけでいい。
 
私は、屋根の上に登って、28mの塩ビパイプを引き上げる役だった。
 
いつも頼んでいる木村ブロックに見積もりを出してもらった。
工事費込みで36万円だと言うことだった。
相場だから仕方がないが、ちょっと不安材料があったので、自分たちで設置することにした。
 
70歳になる友人に愚痴ったのが発端である。
 
「ポンプをネットで購入し、設置工事だけ頼んだら、いつになるかわからないと言われた。」と。
 
「なんだい。ポンプの取り替えだろ。そんなの簡単だよ。俺がやってやるよ。」
 
「え~!できるの?」
 
「俺は、この辺の井戸ポンプはほとんどやってあげた。木村さんは井戸ポンプの設置はまるっきり素人だと思うよ。」
 
彼は電気屋さんだったことは知っていた。
そして、ビニールハウスも彼に作ってもらった。
まさか、井戸のポンプの設置工事まで出来るとは知らなかった。
 
彼は現在、腎臓が悪く、人工透析をやっている。
半年前には、死にそうだった。
人工透析は絶対にやらないと頑張っていたが、みるみるやせ細り、元気がなくなり、まともに歩けなくなった。
 
とうとう倒れて、病院に担ぎ込まれた。
医者から透析をやらないと死んでしまうよと言われ、あきらめて透析を承諾した。
 
透析が終わって、1時間もしないうちに、彼は歩き回ったそうだ。
 
あれから半年、昔の彼の姿があった。
 
3人のてこは、彼の的確な指示で、動いた。
 
一番感動したのは、最後の電気のコードをつなげる作業だ。
プロの技を見せてくれた。
 
まさに電気屋さんであった。
 
電源のスイッチを入れた。
 
蛇口から水が勢いよく出た。
いままでのポンプは400ワットで、新品は600ワット。
しかも30年も前の水中ポンプと性能が違う。
 
感動的な水の勢いである。
 
しばし感動していると、くっつけたはずの塩ビパイプがすぽんと抜けた。
 
ざーっと水がはじけ飛んだ。
 
私の相棒が、塩ビパイプの専用の接着剤をつけ忘れたまま、テープで蒔いてしまったのだった。水の勢いがすごかったため、圧力で抜けてしまったのだ。
 
最後は落ちがついたが、無事に井戸ポンプの設置工事は終わった。
 
ポンプ代21万円
工事費 3万円(いらないと言ったが、無理矢理にもらっていただいた。)
部品代 1千円
 
総計24万1千円。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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