fc2ブログ

プロフィール

のじさん

Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

学生時代の究極の貧乏生活

1970年から1973年ごろの大学生時代。

金が無くなってくると、どうやって安くお腹を満たすかを考える。

間借りして、基本は自炊である。


しかし4畳半の1部屋住まいなので、押入れの半分が炊事場所である。小さなプロパンガスを買って、大家さんには内緒にしてある。

実家は兼業農家だったので、米だけは十分にあった。そして油と醤油は実家に帰省した時に台所からくすめて来てあった。

もちろん味噌も田舎の自家製のものだった。

通常は、ご飯を炊いて、味噌汁を作り、野菜炒めライス定食の感じのメニューである。


しかしいよいよ金が無くなってくると、インスタントラーメンを一袋買ってくる。当時は、35円だった。

学生食堂の大盛りカレーが70円の時代だ。
「ラーメン・ライス」というメニューだ。

ラーメンをおかずにご飯を食べる。ラーメンが無くなれば、その汁の中にご飯を入れる。

とにかく腹が減っているので、ご飯をいっぱい食べた。

更に、いよいよ金が無くなってくると、今度は「バイオレット・ライス」となる。

バイオレットとは、むらさき色のことだ。むらさきとは、寿司用語で醤油のことである。

どの様なメニューかというと、フライパンに油をしいて、冷えたご飯を炒め、味付けが醤油だ。

簡単に説明すれば、「具無しチャーハン」である。

米も油も醤油も実家から持ってきたので、ただである。

しかしながら、長くは続かない。
いくら何でも3日3晩がこの別名「油飯」では飽きてしまう。

3年生ぐらいになると、女性の友達もチラリホラリと出来てくる。
田舎から出てきた女子学生は、ほとんどが、自炊設備のある下宿生活をしている。

夕方の食事時を狙って、遊びに行く。
少しこちらに気がありそうな子を狙う。

「お金が全然無くて、お腹がすいて死にそうなの。お願い!!何か食べさせて。」

「何もないよ。」

「そんなこと言わないで、この前のラーメンとても美味しかったよ。」

「ラーメンでいいなら、作るよ。」

「よかった。「かつこ」さんのラーメンは世界ーだよ。」

「また、そんな事言って、この前も言ったよ。あちこちで言ってるんじゃないの?」


「かつこ」とは、今の女房である。
あれから42年の時が流れた。



君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
窓の外 街路樹が美しい
ドアを開け 君が来る気がするよ
あの時は道に 枯葉が
音もたてずに 舞っていた
時は流れた
 
 
 
スポンサーサイト



<< モンサンミシェルの橋開通=「孤島」回復へ期待-仏 | ホーム | 今年の梅干し作り >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム