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Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

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24歳でプロ野球をクビになった男が見た真実

 
 
『「明日、10時45分に来てくれ。スーツで」
 

  なるほど、ついに来たか。心の準備はとっくに出来ていたためか、大きな動揺もなかった。翌日、私は戦力外通告を受けた。

  野球を辞めた今、さまざまな縁の中で、さまざまな仕事をさせて頂いている。こうして記事を書かせていただいたり、全くスポーツとは違う分野で仕事をさせていただいたり。その1つ1つが非常に新鮮で、楽しい。さすがにプロ野球のように毎日しびれるような勝負を繰り返す日々ではないが、好奇心の赴くままに仕事をし、そこで生まれた縁の中でまた新たな世界が広がっていく日々に、無限の可能性を感じている。
 
プロ野球選手の引退後というと、悲壮感が漂い大変だというイメージもあるだろうが、私の場合、今のところそれとは無縁である。幸い年俸が低いまま引退したこともあり、金銭感覚にも異常がない。そのせいか、むしろ引退後の生活の方がゆとりはある。それは、プロ野球選手時代ほど体のメンテナンスにお金をかけなくてよくなった事や、月10万円の交通費を払う必要がなくなったこともあるだろう。
 
  引退後の生活が非常に充実しているのは、もしかすると珍しいパターンかもしれない。その要因は、「野球に一切の未練がない」ことだろう。梶谷に「オマエほど練習したヤツは見た事がない」と言わしめるほど、私はよく練習をした。他の人がやっていない事をやって成果を出すため、自分の全打席の配球や心境を記録したエクセルのページは、400ページを超える。
 
  その甲斐あって、一瞬、プロ野球で夢を見る事も出来た。その後、人生で初と言っていい挫折も経験できた。それを受け入れ、立ち直る事も出来た。あれだけやってダメなら、仕方ない。本心でそう思えた。だから私は、野球をやめた。
 
■ 大学院卒と同じスタートラインで勝負
 
 

  24歳。ストレートに進めば、大学から大学院に進んだ学生が卒業する年齢である。私もそういった人たちと同じ年齢で社会に出る事になった。
 
一般的な大学や大学院生が6年間でどんな勉強をするか、どんな経験をするかは知らないが(非常に興味がある)、私がプロ野球界で過ごした6年間は最高に刺激的な時間だった。異空間で勝負の世界の住人となり、ライバルたちとの戦いの中で磨かれ、不条理を受け入れ、集団の中で個を主張する本質を体験した。これは財産となって私の中に確かに残っている。
 
 
  プロ野球をクビになるという経験は、プロ野球に入らないとできない。私の場合はクビになったお陰で、人生のさまざまなことが実現したい方向に向かって加速している。プロ野球。最高の場所だった。私を最大限に育ててくれた場所だった。感謝の気持ちしかない。いつか、何かの機会で恩を返す事ができるなら、それは素敵な事だと、私は思う。』
 
 
 
 
 
いつも感じるのだが、スポーツ選手や芸能人が引退したり、TV画面から消えてしまった時に、今は何をしているのだろうか?と気になってしまう。
 
こどもの頃からずっと野球に没頭し、毎日が野球漬けの日々であったろう。
 
野球の世界でイチロー選手や松井選手のように、長い野球人生を全うしたかったであろう。
どんなに覚悟が出来ていたとしても、戦力外通告を受けた時は、さすがに気持ちが動揺したに違いない。
 
よく自分にとって耐え難い不幸に見舞われた時に、「神様は、本人に乗り越えられる試練を与えるものだ。」という言葉を思い出すことにしている。
 
彼の場合には、そんな悲壮感は無い。
それは、プロ野球の選手になるほどのすぐれた才能を持ち合わせ、なおかつ誰にも負けないような努力をしてきたからに違いない。
 
それ以上に、彼には若さがある。
最も厳しい競争社会に生きてきた人間の自信が感じられる。
 
 
人間にとって一番の敵は、奢りの気持ちである。
不安にかき立てられながら必死に練習し、厳しい競争社会を勝ち抜いてた時のがむしゃらな自分を忘れてしまって、有頂天になり、感謝を忘れて、やがて身を滅ぼしてしまう。
 
そのような有名人は数限りない。
 
 
 
彼のように、ある日突然、野球選手を解雇されたとしても、それは、ただ単に一つの道を遮られただけのことだ。
 
自分を生かす道は、無限にある。
しかも、最高の経験を積んできた心の財産がある。
 
それは、野球を通して身につけた教育財産である。
 
教育財産こそ、無限大の価値がある。
 
 
 
 
 
 
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