『特命教授とは、あまり一般的でなく、この制度を持たない大学が多いです。
ただし、一部の大学では、上の特任教授と同じように使うようです。
ほかには、学長決裁などトップダウンで特別に任命する場合もあります。
その場合、意味としては客員教授とほぼ同じ立場ですが、大学の規程により
客員教授の資格に達しない人の場合に、特命とするのでしょう。
客員で教授の資格に達しない場合は、客員准教授という職階を使うのが
一般的ですが、「准教授」では相手に失礼な場合(有名人など)に、
特命教授という肩書きは便利なんでしょう。
一般的な非常勤講師の場合は、きっちり決められた回数の授業をして
成績もつけますが、特命教授は授業する回数は大学との契約で決まります。
客員教授と同様に、勤務実態や待遇は人によって実にさまざまでしょう。
ただし、特命教授の場合は、それほど高額の報酬とは思えません。』
『特命准教授とは、契約期間付きの准教授のことである。タダの准教授と違って、ずーと、その大学に居られるという保障の全くない、不安定な身分の先生である。
従って、安月給の上に、常に功績を上げなければクビになるという立場であり、『赤とんぼ先生』も常に追い詰められた地位と心境に置かれていたと想像できる。』
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