fc2ブログ

プロフィール

のじさん

Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

生涯現役で生きがいを求める働き方

懇意にしている現役の後輩からメールが届いた。
 
『いつもお世話になっております。
 
昨年度、陸上部創部から練習道具など、手作りで作っていただいた学校の用務員さんが退職されました。
 
職人肌の方で、頼まれた仕事はすぐやってくれて、アイデアを出してもらったり、たくさん助けていただきました。
年齢は70歳ですがとても元気で、まだまだ学校に残って仕事をしたいという気持ちがあったようです。
しかしながら契約会社の定年規定で学校に残ることができませんでした。
そこで、私は先生方から署名を集め、何とかならないかを学校にお願いしました。
 
私的な送別会には、教員が30名以上集まりました。一人の用務員さんにこれだけ集まってもらえるということはとても人望があった証拠だと思います。
今年度、その方が抜けた穴は大きく、その方1人の仕事を3人で行っても不備だらけ、教員が依頼したことも後回し、苦情が事務長にまわってくるので困っていたようです。
 
そのことが、学校の上層部にも伝わり、新しい契約会社でその用務員さんを雇っていただける事となり、来年度復帰することが決まったようです。
また一緒に仕事ができることを嬉しく思いました。
 
定年規定は、体が元気で仕事もできる人には、いらないんじゃないかと感じます。』
 
 
『世界では定年制度が禁じられている国もあります。



アメリカでは年齢を理由とする事業主の差別行為は禁止されており、航空機のパイロットやバスの運転手など例外的に定年制を設けることが許される職業がある以外は、年齢を理由に労働者・雇用者を退職させることはできません。

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドも同様に定年制は禁じられており、イギリスでも201110月から定年制が廃止されました。

イギリスが定年制を廃止した背景には、高齢化の進展に伴う年金支給開始年齢の引き上げがあるそうですが、どちらかと言えば、これらの国では、労働者が年齢に関わりなく働くことのできる権利を保障・保護するために定年制が禁じられている、と言えそうです。
 
一方、ヨーロッパ諸国の多くでは、日本と同様に年金受給開始年齢に関連付けられて定年が決められています。

フランス、ドイツ、オランダ、オーストラリア、スイス等々の国では、年金支給開始年齢=定年という考え方が定着しており、現在は概ね65歳。

ただし年金支給開始年齢の引き上げが決まっている国では、定年年齢も引き上げが予定されています。』
 


『原則60歳以上の健康で働く意欲のある方

○健康のために楽しみながら汗を流して働けます。 
○過去に経験した仕事だけでなく今までとは全く違う分野の仕事をすることもできます。 
○社会に貢献でき、生涯現役で生きがいを実感できます。 
○今まで接触が少なかった地域社会へ溶け込むきっかけとなれます。 
○年金以外のお小遣いが手に入ります。 
○仕事を通じて新しいお友達を増やせます。』



「人生の楽園」と言うドキュメンタリー番組がある。

時々見ているが、登場人物の多くは定年退職した人や早めに転職した人たちの第二の人生の生き方を追った内容である。

田舎に移住して、農業をやったり、ペンションを経営したり、そば打ちを始めたりと様々である。

共通点は、生涯現役で働こうとする姿である。

急速にすすむ少子高齢化社会では、労働力が不足して行く。
そして、高齢者の労働力のニーズは確実に増えている。

私が働いている会社にも今年72歳になる人が、下請けの会社で元気に働いている。彼は昔、親会社で営業畑で課長にまでなった人である。65歳で定年したあと5年間ぐらい悠々自適の生活をしていたようだが、70歳の時に暇を持て余したのか、現在の下請けの整備のパートの仕事に就いたようである。
三社の下請けが入っているが、いずれの会社も定年はないようだ。

私の会社にも、現在74,5歳になる人がいる。60歳で定年し、その後エルダーと言う立場で働き、65歳からはパートタイマーとなった人だ。
彼は古物商許可証を持っているため、大量に出る金属等の廃棄品を専門に整理する仕事をしている。
以前、彼に頼んで廃棄品の洗濯機で使えるものを頂いたことがある。

今年は、会社を辞めると言っていた彼であるが、83歳になる会長さんからの「私も現役で働いているのだから、まだまだ働けるだろう。」との言い伝えで、継続して働くことが決まったようだ。
仕事内容は、すべての廃棄物の処理のための業者との連絡や金属類の仕分けの仕事である。できるだけ資源としての生産性をあげるための専門的な仕事である。
会社にとっては、パートの賃金で、彼にかなりの売り上げを叩きだしてもらっているので言うことは無いだろう。
問題は、彼の体力と働く意思次第である。
会長からの言い伝えを聞いたときの彼の笑った顔を見ただけで、彼の気持ちの察しはついた。

仕事内容は、専門性が高いが、力仕事は少ない。力仕事は全部担当社員や引き取り業者が行っている。廃棄物の行き先の仕分けや置き場の指示、あるいは業者との連絡が仕事の中心である。
普通に元気であれば80歳でもできる仕事内容である。

これから先の日本は、様々な形での高齢者の働く場所と機会が増えていくように思える。

健康で元気であればの話ではあるが。

























スポンサーサイト



<< 3月の我が家の花壇 | ホーム | ショーンK“経歴詐称” 「報ステ」沈みゆく >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム