
『SINGERのComputer9800ミシンについて質問させて頂きます。
先日、中古品屋さんでSINGERComputer9800を見かけ、購入する前にインターネットで評判を調べていたのですが…あまり評判がよくなく、
くそミシン等と言われているのを見かけました…。初心者だし最初は中古でいいかなともう購入手続きをしているのですが、評判を見て不安になってしまいました。』
『シンガーの失礼ですが、クソミシンを買って刺繍が楽しい?わけないですよ、本当に。』

妻の持っているミシンは、結婚した当時に妹からプレゼントされた「ジャノメ トピアエース」。
『資料によると、1973年発売で、価格が92000円となっています。
大卒初任給が6万円くらいの時代かと思います。
17番カムが、地縫いをするジグザグです。
しばらく使ってみて、感想を聞かせてください。いまでも、すぐお金になるミシンですから、くれぐれも処分しないようにして下さい。』
今から43年も前のミシン。今の値段に換算すれば30万円以上はするだろう。
余り裁縫の得意でない妻は、そのミシンを大事に使ってきた。
ところが最近調子が悪くなってしまった。
そこで知り合いから紹介された縫製の得意なご婦人に時々縫製をお願いしていた。
彼女にミシンが壊れたことを話したら、懇意にしている修理屋さんを紹介してくれた。
蛇の目で長い間修理をしていたご年配の方に修理をしてもらった。
修理代は5000円だった。
なにかがひびが入ってしまっているとのことで、それがダメになったら交換部品が無いということだった。いいミシンなので大事に使ってと言われたそうだ。
そして、その方から今回の「クソミシン」を紹介された。
現物を見て驚いた。
一度も使っていないし、すべてが梱包されたままであった。
修理屋さんと懇意にしているおばあちゃんが、孫娘のために可愛い刺繍入りのグッズを作ってあげると言ったところ、なんと孫娘にそんなものいらないと言われてしまった。孫娘を喜ばせようと訪問販売で買ったミシンは、一度も使われずにお蔵入りとなってしまった。
車で言ったら「新古車」と言うことだ。
新品のまま一度も使われずに妻の手に渡ってしまったと言うことだ。
値段は5万円だったが、妻は大満足していた。
「クソミシン」と言った方は、何をもってそのように言ったのか?
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