暮れに最後のみかんを収穫したので、元旦からみかんの選定作業を行った。
みかんは3本あり、昨年は豊作の年で3か月ぐらい食べるだけの量が採れた。
まだ、30個ぐらい収穫したものがある。
今年は、裏年になるのであまり強い剪定をせずに、風通しが良くなることだけをポイントに、剪定をした。
9年目の木である。
10年目の木
11年目の木
みかんにカイガラムシがつくと、葉はすす病に罹る。
すす病とは、すす病菌(糸状菌というカビ)で、どこにでもいて、カイガラムシやアブラムシ、コナジラミといった害虫の排泄物や分泌物をエサにして増殖する。
すす病菌自体が植物に寄生して栄養を吸い取るわけではないので直接植物を枯らせることはないが、増殖して光合成を妨げることで生長を悪くしてしまう。
すす病がついた葉 刷毛で擦って払った
みかんの実の生り方。
みかんは春に伸びた枝(春枝)から、さらに伸びた夏枝や秋枝に生る。
そのため、剪定は春枝まで戻って切る。
来年に実がつくのは、春に伸びた枝で実がつかなかった枝に生る。
したがって下の画像の新梢には、今年は実が生らないことになる。
毎年みかんを生らせるためには、春枝で実が生ったものと生らなかった枝を半々に残すように剪定をすればいいことになる。つまり、実が生らなかった春枝を切らないように注意する。
柿の木も我が家のが4本、その他に借りている畑の地主のものが7本ある。
こちらも明日からぼちぼち剪定をやって行こうと考えている。
柿の花の付き方は、先端に近い芽が伸びた枝ほど付きやすい。
下の写真は、4本の新枝全てに花が付いている。
柿の今の時期の画像
3本の枝のうち、真ん中の枝は切ってある。
残りの2本の枝の芽から花芽がでる。花芽になるのは先端に近いほうからである。
花芽が何個なるかは、木の勢いに寄る。
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