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のじさん

Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

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女王様 のらぼう菜

のらぼう菜のつぼみ
YUKIさんから種を頂き、初めて栽培した。
感じは、茎ブロッコリーのように、太めの茎が美味しい。
香りは菜の花。
しかし、菜の花特有の苦味がない。





寒さにやられて、葉先が少し枯れた部分もある。
しかし、問題ない。
一株からたくさんの花芽を上げる。
これだけの量だと、ずっと食べ続けることが出来そう。

これは、この時期の青物の女王様だね。(*^o^*)(*^o^*)










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野菜の高くなっている理由

今年の今になっても、野菜が安くならない。
朝のTV番組で、野菜の価格の高騰について原因を調べていた。





この時期に、例年ならキャベツの1個の値段は100円ぐらいだろう。高くても200円まではしない。
それがなんと398円もしている。








野菜の価格の変動と原因をまとめた資料である。
最初の価格高騰は10月の台風の後に起こった。
そして、次に1月の寒波とその後の大雪が降ったあとに起こっている。






台風の影響でキャベツやダイコンが腐ったりした。
価格も例年の2倍以上に跳ね上がった。





そのため出荷量は激減した。
野菜市場は、2割増えると価格は2分の1になると云われている。逆に2割減ると2倍になるのだろう。





とにかく今年の冬は寒かった。
昨日のニュースでは、アラスカの方角から北極に暖かい空気が流れ込み、逆に中国大陸の方に寒気団が押し出され日本列島をすっぽりと覆ったようだ。
そのため寒さと大雪にみまわれた。





寒波で野菜の成長は止まった。






野菜が高ければ、無理して高い野菜を買わなくとも生きられる。もやしなら工場で作るので価格変動は少ない。

しかし、キャベツを大量に使うお好み屋さんにとっては、死活問題である。
1個700円もするキャベツを買わざるを得ない。







店が学生街に有るという店主は、高くてもたくさん食べる学生達には値上げは出来ないと言った。




葉物野菜の成育状況

大和真菜を定植した。
左隣は、先週定植したほうれん草である。
今季初めての温床育苗で育てた苗の定植である。



ほうれん草も大和真菜も寒さには強い野菜なので、しっかり根付いている。




こちらは、ハウス内で外気育苗をしているスティックセニョールである。温床内でやや徒長気味だったので、ポットに深植えして乾き気味に育苗している。





白いポットはロマネスコ、オレンジのポットはカリフローレである。
どちらも初めて作るやさいである。




こちらは、まだ温床内で育苗しているサニーレタスとレタスである。
大きさにばらつきがあるのは、ポットに密植していたのをセルトレーに移植したからである。







画像は一本ネギで、下は下仁田ネギである。昨年度は、畑に直播したが雑草も一緒に育ち、雑草取りが大変だった。

そこで、今年はポットで大きく育ててから畑に移植しようと考えている。











たまねぎ 元肥の肥料の差か?

こちらのタマネギは、ナスを作った後で肥料分が残っていたのだろう。
植え付け時は、無肥料だったが生育がいい。



全体的に元気に育っている。
追肥は、化成肥料を12月1月2月と3回施している。




こちらは、別の畑である。
同じ苗を植え付けたが、その後の成長が全く悪い。
同様に元肥なしに、植えつけた。
肥料も3回ほど施してある。



同じように育てているのに、畑によってあまりにも違いすぎる。
原因は、わからない。
一番の違いは、畑に残っていた肥料分の違いしか思いつかない。
この畑は、大豆を作った後である。
大豆はあまり肥料をやらなかったので、ほとんど肥料分は無かった。
この畑は、一日中日が差す南側の最高の環境である。




にんにく どうなんだろうか。

寒さなのか病気なのか、葉先の黄色が目立つ。
白い粉は、木灰を蒔いた。
この画像は、青森産のホワイト六片種。





こちらの画像は、福岡産のにんにく。



そして一番元気そうなのが、スーパーで買った中国産にんにく。
なんだか日本のエリートにんにくが負けている。
どうしたことか。








温床のナス科の成育状況

トマトの成育状況   12種(F2多数)



ナスの成育状況  カルガナス、賀茂ナス、F4中長ナス




トウガラシの成育状況  日光トウガラシ、タカノツメ、プリッキーヌ




シントウの成育状況   紫唐辛子




万願寺、伏見甘長、バナナペッパー










驚異の納豆菌

2日前から、『米糠納豆菌ボカシ堆肥作り』をしている。
今朝、温度をみてびっくりした。
40℃近くに上昇していた。






材料は、米糠と水と納豆1パックだけだ。
発酵によって、まる1日で40℃まで温度が上昇した。






一方、こちらは10℃しかない。



こちらの材料は、米糠と水と黒糖と納豆である。
納豆菌のエサになる黒糖も入れた。
それなのに、発酵していない。






どうやら、原因は周りの温度の違いだ。
納豆菌は40℃ぐらいの温度が大好きだ。
温度が低いと増殖するスピードが遅いのだろう。

上記は、温床内で日中は30℃となり、夜間でも15℃ぐらいはあったと思う。
こちらは、ハウス内であるが夜は、0℃まで下がってしまう。

妻の絵手紙 冬野菜2題

畑の冬野菜もそろそろ終わりを告げる。
夏野菜のために、畑が準備され、種を蒔き、育苗が始まっている。
春が訪れ野菜の季節がやってくる。




大きな画面にさらに大きな絵を描く。
やっぱり、はみ出してしまう。







微生物に着目した農業

日本の農業を土から変える微生物  著者久保 幹氏 生命科学部 教授
『化学肥料の使用が慢性化した土壌と自然の土壌との大きな違いは「微生物」だ。

かつての農地では落ち葉や動物の糞尿なとの有機物を土中の微生物が無機物に分解し、それを肥料に作物が育った。

しかし化学肥料は分解されることなく植物に吸収されるため、エサとなる有機物を失った微生物は死滅してしまう。

久保の調査によると、日本には微生物が計測できないほど「ゼロ」に近い農地が少なくないという。

微生物のいない土壌では植物病原菌や病害虫が繁殖しやすくなり、それがまた農薬の使用を招くという悪循環に陥っている。』

『日本の化学肥料や化学農薬の使用量は世界で12位を争うという衝撃的なデータがある』

化学肥料使用量の比較(1haあたり)
HelloSchool社会科地理(日本の農業)より


有機肥料の含有微生物量による植物の育成比較

 


畑に良い土とはなんだろう?

良い土の基本は、『水はけが良く、水持ちが良く、通気性が良い土』である。
 
良い土の条件は、以下の7点
1.根が十分に張れる
2.通気性と排水性が良い
3.保水性・保肥性にすぐれている
4.適正な酸度である
5.清潔である
6.異物が混ざっていない
7.微生物が多く含まれる

『土には植物の他にたいへん多くの生物が住んでいます。それらはネズミやモグラのように大きな動物、ミミズや昆虫、そして、カビや細菌のような微生物です。これらの生物は、有機物の物理的分解、化学的分解合成などの形態変化、移動、循環などに重要な役割を果たしています。動植物の遺体、生ゴミなどが土の中でしだいに分解されて形が無くなるのもこれらの生物の働きです。』


連作障害を起こす土はどのようになっているのだろうか?

連作障害とは? 原因には主に四種類。

①該当の植物が、根より毒素を排出した。(アレロパシー)
②その系統の作物に必須の微量要素成分が欠乏した。
③病原菌が残された。
④ネコブセンチュウやネグサレセンチュウ等の動物性の虫が残された。
 

微生物農法とは、農薬や肥料の使用を抑えることで土壌を微生物の生息しやすい環境に整える農法。
または、農業に適すると考えられている微生物資材を投入することで土壌改良を行い、作物の育成を促進しようとする農法をさす。
 
植物は本来、枯れた植物や糞尿など有機物の分解などを行い、植物にとっての養分を生み、また土の団粒化を促し水はけや通気性を向上させる微生物と共生することで生きている。
しかし無機物である化学肥料を多く使いすぎた場合、土壌中の有機物を食べる微生物は数を減らす。
そのため土壌中の微生物相のバランスが崩れ、植物は連作障害等の病気にかかりやすくなる。
それらの病気を防ぐために農薬を多く使用することになり、農薬により微生物はさらに減少する。』


連作障害を防ぐには


『ナス科やウリ科、アブラナ科など特定の作物を、同じ場所で長年栽培していると生育が悪くなったり、枯れてしまったりすることがあります。この現象を「連作障害」といいます。


 この原因は前に作った野菜や使用した肥料により、土壌中の成分バランスの崩壊や病害虫の発生が主な理由です。また連作障害の出やすい野菜と出にくい野菜がありますので、以下の表を参考に栽培プランを立てましょう。


 さまざまな要因により起こる連作障害を効果的に抑制するには、次のような方法があります。一つの対策のみ実施するのではなく、それぞれを組み合わせて行いましょう。』
 
①適切な施肥管理
 土壌診断などを行い、作物の生育に応じて必要な施肥を行うことで、生理障害の発生を抑制することができます。
 
②有機物の投入
 緑肥作物や堆肥などの有機物を土壌に投入し、土壌中の微生物を多くさせることで、病虫害の発生を抑制できます。
 
③コンパニオンプランツの活用
 2種類以上の植物を近距離に植えて栽培すると、(1)生育が良くなる (2)病虫害が減る などの効果が現れることがあり、そのような関係にある植物同士のことを「コンパニオンプランツ」といいます。例えば、キュウリの場合には蔓割病を防ぐために葉ネギを植えることがあります。
 
④作物を作らない時期の湛水管理
 多くの病原体や害虫は水中で長時間生存できないので、ほ場に一定期間水を溜める「湛水」を行いましょう。また、水溶性の塩類や肥料成分も湛水により、溶け出てほ場外に排出できるので、塩害の軽減にも効果があります。
 
⑤輪作(ブロックローテーション)
 野菜の連作障害は、同じ作物を同じ場所で栽培することで発生しやすくなるので、毎年どの場所で何を栽培するかを十分に計画し、常に違う作物が植えられるようにしてください。
⑥接木苗の活用
 果菜類の栽培で、連作障害や生理障害が心配な場合は、接木苗を使用することで軽減できます。
 
⑦土壌消毒
 夏場の気温が高い時期に、ポリマルチを土壌表面に張り、太陽熱により土壌温度を上昇させて物理的に病原体や害虫を駆除する太陽熱消毒法があります





そら豆 寒さに耐えた

日当たりの一番いい畑に植えたそら豆。
なんとか冬を越したようだ。



1株だけは、黒くなっているので、寒さにやられたようである。
条件の悪い畑では、凍ったり、寒風に吹かれたりして真黒くなって枯れてしまった物あった。
来年度は、トンネルなどで防寒対策を施して栽培しようと思った。
今年は、あちこちに大量に作っているので、食べる分と種残しは十分だと思う。












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