毎年1,2回みんなで集まっての飲み会がある。
どこにでもある飲み会と少し違う。
陸上競技の指導者の会である。
会の名前は無い。
集まりも不定期である。
メンバーは15,6人ほどいる。
年齢層は20代から最年長が64歳の私である。
集まる名目は、メンバーの誰かの教え子がいい成績を出した時に、その指導者を称えるための会である。
管理職になったりして、直接的に指導できなくなった者は褒め称える側になる。
最近では限界集落のように、現役指導者が激減している。
みんな管理職になって行くからである。
そこで、新メンバーを発掘して仲間に迎えることが急務である。
メンバー勧誘の条件は二つある。
一つは、指導力のある指導者であること。
そして、一番大事なことは、仲間を大事にできる人である。
前回の飲み会で新メンバーになった指導者は、「新任5年目なのに部員を50名集めた。」と云うことで、仲間に迎えられた。
「陸上部員を50名も集めることができるというのは、きっと魅力があって、素晴らしい指導力があるに違いない。」と云う見込み勧誘である。
メンバーの誰かが連れて来たようだ。
そして、彼は新任は5年で移動と云う県の方針で、今年の春の人事異動でなんと有名な白山中に転勤になった。そして、白山中の樋口監督は古巣の我孫子中学校に転勤した。
そして、今日知った情報では、白山中の長距離選手が最近の記録会で、すごい記録を出したらしい。
3000mで8分台が2人、9分そこそこの記録を出す選手を含め9分30秒を切る選手が5人もいたと云うことだ。
4月のこの時期に7人もの選手がトップレベルの記録を出しているというのは脅威である。
次回の会の開催が決まりそうである。
次回は、女性大物指導者が新会員になったことで、そのお祝い会と云うことだ。
彼女は、高校の指導者で自ら希望して、市立柏高校に転勤した。
もちろん、スポーツにも力を入れている学校である。
間違いなく、彼女は県のトップレベルの女子駅伝チームを作るだろう。
女子駅伝選手の中高一貫教育が出来るかもしれない。