贅沢とは無縁のキアヌ・リーブス
2017年2月13日 Techinsight
生年月日:1964年9月2日 (52歳)
出身地:ベイルート
身長:186 cm
受賞歴:ティーン・チョイス・アワード映画部門 ベスト・キス賞
『 数多くのヒット作品に主演し、経済的に貧窮しているはずではない俳優キアヌ・リーブス(52)。しかし暮らしぶりは非常に質素で、莫大なギャラを手にするハリウッドの一流俳優にもかかわらず、その多くをチャリティ団体に寄付するなどしてきたことも知られている。そんなキアヌが、ようやく家を購入。これまであたかもジプシーのように暮らしてきたがゆえに「家があるって本当に素晴らしい」と実感しているという。
このほどキアヌ・リーブスが「Sanremo Music Festival」のステージに立ち、このように近況を語った。
「僕は何年もの間、ちょっとしたジプシーのような暮らしをしていて…。仕事をしては、LAに帰る。そして家を借りるんです。そんな生活が続いたので、家が欲しくなってしまいました。」
「だから2年間、(家を)探しまくったんです。そして素晴らしい経験をした。ある日ある家に歩いて入ると、こう思ったんです。『ああ、ここだ。ここだよ!』って。それでそこに住むことになり、今もその家で暮らしています。」
そして“自分の家がある”という現実から、キアヌはこれまで感じなかったような気持ちを持つようになったそうだ。
「そうなんです。安全な場所ができたってことですから。休むことのできる場所。考える場所。人をもてなす場所。そういう場所があるのは、素晴らしいことです。」
ちなみにキアヌはとても質素で、「お金や物があっても幸せになれるワケではない」と信じているのだそう。そして可能な限り寄付をするなどし、食事もお腹が空けばサンドイッチを買って簡単に小腹を満たすことが多いと言う。また移動にも地下鉄を利用することが多く、客が多くなればさっと立ちあがり女性を座らせることも。
「お金についていえば、僕が一番考えていないことです。すでに稼いだお金で食べていけますから。」
「十分に稼いだんです。でも僕は人生を楽しみたい。だから口座の開設なんかにストレスを感じず、大金を寄付してシンプルに生きるのです。ホテルにスーツケースを運んで行けばすむ。(大金なんかより)元気でいる方がずっと重要なんです。」
稼いだお金で豪邸をいくつも購入するセレブもいるが、キアヌは物やお金に執着することなく質素に静かに生きてきた。しかしようやく自分の家に住むようになったというキアヌは、やっと定住の地を持つ“安心感”の素晴らしさに気付いたようだ。』
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
『彼の悲しい過去を思い出したからかもしれません。
3歳の頃、父親は家族を捨てて出て行ってしまい生き別れの状態に。
さらに、実妹であり、大の親友でもあったキムさんが白血病に倒れました。
キアヌはキムさんの看病をすべて引き受けただけでなく、研究施設や病院に寄付金を送るなど、献身的に闘病生活をサポート。
悲しいかな、キアヌが経験した悲劇はこれだけじゃないんです。「マイ・プライベート・アイダホ」の共演者で親友だったリバー・フェニックスは23歳の若さで他界。1999年には恋人のジェニファー・サイムさんが、妊娠8カ月で流産。それから1年半後、今度はジェニファーさんが自動車事故に遭って帰らぬ人となってしまったのです。そんなつらいサヨナラをいくつも乗り越えてきた不屈の精神が、世界中の人たちをひきつけているのかも。』
キアヌ・リーヴスはどれだけセレブか?

『1作品で得た収入、という意味で考えると、キアヌ・リーヴスが「マトリックス」の続編2作品合計で1億9,400万ドル(184.3億円)を稼いでいます。
1本あたりのギャラ1,500万に加えて、興行収益に対して15%のコミッションを設定していたためこの金額になったそうで、これはたぶんまだ誰にも破られていないと思います。
ちなみに「マトリックス」の1作目は1,000万ドルのギャラと10%のコミッションで、合計9,700万ドル(92.15億円)だそうです。』
お金を稼ぐ人がみんな贅沢を好むわけではないようだ。
過去にどのような経験をし、お金に対してどのように受け止めてきたかで、人生観が変わる。
「かねが人生のすべてではないが有れば便利 無いと不便です 便利のほうがいいなあ」
あいだみつを氏は、人生の長い間貧乏な生活を送ったようだ。
彼の作品が売れ出したのは、彼が60歳の時の「にんげんだもの」からである。