2015年11月27日(金)13時25分配信 リアルライブ
『 「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏が27日、自身のブログを更新。26日にフジテレビ「バイキング」で大激論を繰り広げた佐藤ママこと佐藤亮子さんの印象について「正直怖かった」「超苦手」と明かした。
佐藤ママといえば、息子3人を東京大学理科3類に入学させたことで話題となっており、今注目されている教育ママの一人。
番組では尾木ママと子育てについて大激論を交わした。「子供の遅刻・忘れ物」のテーマでは、尾木ママは「遅刻や忘れ物は、失敗から学ぶものなので失敗させるべき」と主張。
一方の佐藤ママは「親が準備して防げる失敗は親が防ぐ」と真っ向対立。
“勉強と恋愛は両立する?”という議題では、尾木ママは「恋愛していい」と肯定的だったが、佐藤ママは「受験に恋愛は必要ない」とバッサリ。
さらにまだまだ対立は続く。
“子供の反抗期はどうすればいいのか?”というテーマでは、尾木ママは「反抗期は自立するために必要」と主張するが、佐藤ママは「反抗期が来ないように育てる」と反論。終始、2人の意見がかみ合うことがなかった。
尾木ママは「東大ママは正直怖かった…です」というタイトルでブログを更新。
「学校の先生でもない、塾の講師でもない、普通の悩める親でもない、教育の専門家でもない、これまで会ったこともない、だからかな『怖い』」と説明。「これは一体何? なんて、昨日は変な感じでしたよ…」と困惑したことを告白した。
さらに「東大医学部合格への『怒気』のような情念感じたからこそ、尾木ママは東大ママが怖かったのかもしれませんね…」と佐藤ママのパーソナリティーを分析し、「東大志向へのパワーははっきり感じても子どもへの素朴で、慈悲深い母としての愛あまり感じられませんでしたよ!! 東大ママタイプのママ 尾木ママ超苦手です!!」とぶっちゃけた。
文章の最後にも「好きになれません やっぱりこわいです…」と改めて佐藤ママと肌が合わないことを強調した。 』
2015年11月26日14:53
■子供が遅刻や忘れ物が多い、どうすればいい?
尾木ママ「失敗に懲りて成長する。極端に、親が転ばぬ先の杖みたいにやってたら、自分に自信が持てない子になる」
佐藤ママ「防げる失敗は親が防ぐ。小さい子供は自分で反省できないので、余計な失敗はさせなくていい」
■勉強と恋愛の両立はどうする?
尾木ママ「恋愛は人生道場。恋愛していい。しないと、大学に入っても恋愛できない人になってしまう。恋愛しても受験に成功するようなアドバイスをする」
佐藤ママ「受験に恋愛は必要ない。大学に入ってからゆっくりやればいい。恋愛は時間を区切ってできるもんじゃない。恋愛で振られたらショックを受ける。高3は恋愛をしてはいけない」
■反抗期はどうすればいい?
尾木ママ「反抗期は自立するためには必要。精神的に自立していくときの通過点。親が怖がる必要はない。親は言いたいことは言って、深追いはしないことが大事」
佐藤ママ「反抗期が来ないように育てる。反抗期は親が頭ごなしに叱っているから来る。言葉遣いを気をつけたりして反抗期が来ないようにする。"うるせえババア"と言われたことがあるが、それを反抗期だとは思わない」
■子供が勉強しない時はどうする?
尾木ママ「一人でやれるようにアドバイスする。暇な母親であれば一緒に付き添ってあげることもできるが、世の中の親はそうではない。自分で勉強できるように仕向けていく」
佐藤ママ「一緒に勉強する。できるだけ一緒にしてあげる。たとえ母子家庭でも、忙しくても子供に勉強する内容を指示したりできるはず」
■お手伝いはどうする?
尾木ママ「やらせるべき。料理だったら段取りの能力もつくし達成感も得られる。一緒に楽しみながらやればいい」
佐藤ママ「しなくていい。本人がやりたかったらやったらいい。わざわざたくさんさせる必要はない。受験に障害になるのでやらさないほうがいい」
佐藤亮子(佐藤ママ)の学歴は?
『出身高校:大分県の高校
出身大学:津田塾大学
大学卒業後、大分県内の私立高校で2年間英語教師を務める。
地元大分から上京して、津田塾大学に進学されています。
津田塾大学は、私立の女子大ですね。
1905年頃は入試の難易度が高かったことから、「女東大」という異名もあった大学です。
2015年時点の偏差値は「61」。
偏差値としては青山学院大学の社会情報学部、法学部あたりと同じくらいです。
息子3人を無事東大理三に合格させた佐藤ママ。
なんと長女(娘)も「東大理三」を目指しているとのこと!
佐藤亮子さんの夫も高学歴の持ち主だったのです!
名前は佐藤真理(さとう まさみち)さん。
「奈良合同法律事務所」で弁護士をされています。
子育てには全くノータッチ、車での送り迎えくらいしか貢献していないという真理さん。
しかし、実は夫の真理さんも「東大出身」なんです!
真理さんは東大文学部のインド哲学科から司法試験を通ったという変わった経歴の持ち主。』
東大の医学部に息子3人を合格させたと言うだけで、教育の方法論のバトルは尾木ママの負け。
尾木ママの教育論は、すべて他人事。
自分の子供の教育ではなく、他人様の教育の話。
いわば理想の建前論。
失敗すれば、「残念でしたね」で終わり。
恋愛は自由。受験生といえども恋愛は自由で大事。
それは、当事者の思い。
恋愛で勉強がおろそかになるのは、男よりも圧倒的に女性が多い。
底辺校の高校で女性が退学して行くのは、男関係に夢中になり、学校よりも男と一緒にいることを選んでしまう。
昔、東大生同士で大恋愛し、諸事情で結婚ができないと悲観し、無理心中したことがあった。女は死んだが、男は生き残った。その時に周りは、日本の頭脳が生き残っただけでも良かったと言ったという。ひどい話である。
母親がどう考えようが、頭のいい子は母親の心配を考慮して、本音は出さないだろう。
私の知り合いに、二人の子供を医者にした母親がいる。
両親の大学は、どこだかわからないが、高校は県内でもトップレベルの県立高校出身であった。
娘と息子であるが、私の妻が担任をしたことがある。
その関係で、私も息子と縁があった。
息子は、筑波大学の医学部に推薦入学をした。
県内でもトップレベルの高校から医学部に推薦入学するということは、一般受験で入るよりも難しいことだろう。
子供を見ていると、その母親の教育が正しかったかどうかは、理解できる。
「どうしたら、この子のような素晴らしい人材に育てることができるのだろうか。」と言う母親の教育方法である。
彼の家には、彼が生まれた時からテレビが無かったと言う。
それは、本を読んだり、勉強したりするのに邪魔だったから、母親がテレビを家に置かなかったようだ。
その一つをとっても、常人ではできないことだ。
子供に反抗期は無かったか?
母親に対しては無かったが、母と同学年の部活動の女性顧問とは、相当な反抗を繰り返した。
中学2年生のときであった。
その女性顧問は私の教え子であった。
短大出の体育教師であったが、自分を棚に上げて相手を攻撃することはお手の物であった。
子供に対しては、上から目線で命令的に指図するタイプの女教師であった。
彼は、そのような理不尽な相手には、たとえそれが自分の顧問であっても意見を言うタイプの男であった。
母親も巻き込んで、先生と生徒と親の三つどもえの大ゲンカであった。
その縁で、彼が中学2年生の時に、私の勤める高校で部活の練習を見ることとなった。
彼は中学2年生であったが、私の勤める底辺校では、高校3年生に交じって楽しく部活動をやることができた。
優秀な子は、飛び級でもちゃんと居場所を見つけることができるものだ。
彼が高校2年生の時に、妻の塾で英語の講師として彼を雇ったことがある。
英検受験をする高校2年生の塾生を教えた。
彼は、その時にすでに英検2級に合格していた。
彼は中学高校大学とずっと好きな陸上部の部活動をやっていた。
勉強と部活動を両立する素晴らしい生徒であった。
きっと医者になっても、人間性豊かな立派な医者になると思う。
2007年春・兄弟そろって撮影
『 三男の一亮くん(右)が灘中に入学した記念に、兄弟そろって撮影。
長男・真亮くん(左)は高1、次男・理亮くん(中央)は中3、真子さんは小3。
灘は征服がないので体操着。』