「週末農業で家族団らん」年収300万円の子持ち正社員が実践する“明るい下流ライフ”
2015年10月20日 日刊SPA!
『 格差社会が広がりを見せる現代において、正社員であってもいつ下流に転落するかもしれない。が、世間を見渡せば、低所得でもリア充な人たちがいるのも事実。先行き不透明なこの時代に、低所得で無貯金な彼らはなぜそこまで明るく人生を謳歌できるのか? いつ下流に転落してもおかしくないこの時代に、彼らの人生観を知ることは最後のセーフティーネットになり得るのかもしれない。ここでは、中年プア充が実践する「明るい下流ライフ」の一部をお届けしよう。
◆食育と節約を兼ねた週末農業で家族団らん
~ 子持ち正社員 年収315万円 正田雅彦さん(仮名・43歳)印刷会社勤務の場合 ~
7年前に子供が生まれたのをきっかけに食の安全について考えるようになった正田さんは、手始めに家庭菜園を開始。4年前からは年額3000円で区民農園を借りて、週末農業を始めた。
「夫婦揃って田舎育ちなので、釣りや山菜採りは馴染み深かったんです。だから娘にも都会暮らしだけど、できるだけ自然と触れ合うように育てたかった。節約のためもあるけど、栄養のバランスも考えて外食は控えます。自然食にこだわり出すと、必然的に農業へと目が向いたんですよね」
印刷業界は慢性的な不況で、会社の給料はダウンする一方。年2回のボーナスも寸志程度だ。家計の足しにと娘が小学校に入学したのを機に、妻はパートを始めた。
「小さな畑でも管理は大変で、週末は家族総出で農作業をしています。娘も平日は帰宅しても夕方まで一人ぼっちなので週末農業が楽しいようで。野菜は収穫物だけで賄えるので食費は抑えられるし、娘の食育にもなって、家族愛も深まるから良いこと尽くしですよ」
将来、娘が希望する大学に行かせたいので、月額2万円の学資保険の他に貯金にも励んでいる。しかし闇雲に出費を抑えるのではなく、家族の誕生日や祝い事には、ちょっとした贅沢もする。
「いつもお留守番をして貰っているので、娘の誕生日にはブランド物の洋服を買ってあげるし、年に2回は家族旅行をするようにしています。旅行先では食事にもお金をかけますが、たまに贅沢するからこそ価値も高いんです」
節約だけが目的だと週末農業も負担になるが、家族団らんのツールでもあるからこそ楽しめ、長続きもするのだ。 』
40代の正社員で300万円、妻が扶養の範囲でパートをやれば100万円程度が稼げる。
二人合わせれば400万円ということになるので、下流ライフに違いないが、けっこう暮しには困らないだろう。
老後の夫婦が年金だけで暮らしていくためには、ぎりぎりの生活で月24万円。
年収にすれば288万円。
豊かな老後を過ごすには、36万円。年収で432万円だそうだ。
年金だけで足りないなら、働けばいい。
シルバーなどでは、健康で元気な老人なら70歳ぐらいでも働ける。
農業などをやっている自営の人は、80歳でも働いている人がいる。
私の趣味は、家庭菜園なので、おそらく80歳になっても野菜つくりをしているだろう。米作りは、農機具がないと無理なのでやらない。
野菜は、何でも作る。
ほぼ農夫のような感じで、作っている。
ねぎと沢庵大根と青首大根の畑である。
沢庵は、今年は80本以上作る目標である。