西日本新聞 6月24日(水)11時26分配信
『喫煙所がないため、教職員たちは校外に出て喫煙している
敷地内全面禁煙で
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23日、福岡市議会で教職員の喫煙問題が取り上げられた。休み時間や昼休み、校門近くの路上で喫煙する教職員がたびたび近隣住民の目に留まっているのだ。
市教育委員会は市立学校の敷地内を全面禁煙にしている。人目を気にしてこそこそと紫煙をくゆらせる教職員の様子は、かつての不良少年の姿とダブる。「教育上いかがなものか」「分煙すればいいのに」。
教育現場の戸惑い、賛否が割れる街の声をリポートする。
校門前でコソコソ喫煙 教職員スモーカーに賛否両論
校門に敷地内禁煙を知らせる看板を掲示する福岡市の小学校
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市内のある中学校。校門前でたばこを吸う40代の男性教諭に声を掛けると「すみません。生徒にたばこは危険と教えている立場上、肩身が狭い」と恐縮しきりだった。 学校の敷地内が禁煙になったのは2005年度。公共施設に受動喫煙対策を求めた健康増進法の施行を受けての決定だった。
別の小学校を訪ねると、校門に敷地内禁煙を告げる看板を掲げていた。ベテラン教諭は「校外で吸えば、税金をもらってサボっていると言われそうだし」と困惑顔だ。通勤用マイカーの窓を閉め切り車内で吸ったり、市教委に内緒で校長が喫煙所を設けたり、現場は対応に苦慮している。
街の声は・・・
街の声はさまざま。中学校とは目と鼻の先のバス停にいた女性(73)は「子どもの手本なんだから、示しがつかんよ」と厳しい口調。庭の手入れをしていた女性(69)も「先生たちは灰皿持参で吸いにくる。マナーはええけど手本にはならんばい」と苦笑した。
同情論もある。「別にいいじゃないか。大人と子どもの領分を教えることも教育だ」(65歳男性)。本紙のフェイスブック(インターネット交流サイト)にも「非喫煙者から見ても、学校敷地全禁煙とか異常」との投稿があった。
全面禁煙か分煙か
この日、一般質問で問題を追及した平畑雅博市議(みらい)は「正直、見た目もよくない。どうにかならないか」とただした。
酒井龍彦教育長は「地域の皆さまに不快感を与えるとともに、児童・生徒に喫煙する姿を見せることになり、教育上好ましくないと考えている」と答弁。「場所、時間帯などに配慮するよう指導する」とも述べたが、あくまで校内全面禁煙は譲らない方針だ。
JT(東京)の広報担当者によると、高校、大学も含め教育現場の禁煙化が進む一方、大学では敷地内の完全禁煙化に伴い灰皿を撤去したことで、たばこのポイ捨てが増え、分煙に戻す学校も少なくないとか。
こんな檻はどうだろうか?
ちなみに、愛煙家にとって煙たいお達しを出した市教委は、天神の市役所に事務局がある。市役所内は喫煙所なら、たばこはOK。いずれにしても、たばこを吸うならマナーを守ること。愛煙家の記者も肝に銘じたい。 』
=2015/06/24付 西日本新聞朝刊=
2014年09月30日

『イギリスも諸外国の例に漏れずタバコ代は高いです。だいたい1箱9ポンド(\1600)ほど!!
タバコマナーに関しては以前も書きましたが(他のヨーロッパと同じく)ロンドンの方がひどい!というか、イギリスにタバコマナーがあるのかどうかも疑問ですが…。
レストランや居酒屋(パブ)、ホテルなど室内は基本的に全面禁煙なので店の入り口外で吸う人多し!
さらに路上喫煙したい放題です!!歩きタバコも多し!!人ごみでもおかまいなく吸う人多し!!
非喫煙者は副流煙吸いまくりです。
タバコはうまい
更にポイ捨て率高し!!ロンドンは町中タバコの吸い殻だらけです!(中心部を除く)
まぁ禁煙マナー向上しようみたいなキャンペーンもあまり見ないので、マナー知らずのロンドン、そのあたりは当たり前かなぁというところです。』
イギリスに行ってもイタリアに行っても、フランスに行っても、スイスでも、路上にタバコの吸い殻が落ちていた。
ドイツに行った時には、路上にタバコのポイ捨てがあるどころの騒ぎではない。
歩行者が信号を無視するものがほとんどであった。
車が通っていなければ、安全確認してGO!であった。
もっともフランスにしてもイギリスにしても、そこら中に移民が続々集まっている国である。
とにかく、いいタイミングで教師を辞めたと内心ほっとしている。
55歳まで、とにかくヘビースモーカーだった。
53歳の時に教師を退職して、プータローになった。
まだ、学校内に喫煙室が確保されていた時代であった。
私が辞めて間もなく、日本中のほとんどの学校が敷地内全面禁煙となった。
それで、喫煙者は、どこでタバコを吸っているのかと現役の教員に尋ねたところ、自分の車の中でこっそりと吸うことは、黙認されていると言っていた。
「センセェー!!車の中でタバコなんか吸っちゃって、いいのかなぁ?」
と不良生徒にからかわれる姿が思い浮かぶ。
昔、トイレでタバコを吸っていた生徒を見つけて、ぶん殴ってやったことがある。
懐かしき時代だ。
とうとう不良教師が車の中に隠れて、タバコを吸って、生徒にバカにされる時代となってしまった。
まあ、現役の喫煙教師には、同情するが、時代の流れには勝てないと諦めることだ。
禁煙が嫌なら、さっさと辞めることだ。
私がタバコを止めたきっかけは、学童保育というアルバイトをやった時に、小学校1年生の男の子に、「おじいちゃんの臭いがする」と言われたことだ。
その時は1日に10本ぐらいに節煙していたのだが、身体にタバコの臭いが染みついていたのだろう。その臭いが自分のおじいちゃんの臭いと同じだったのだと感じた。
節煙では、ダメだと思って、禁煙を決意した瞬間であった。
きっかけは、何でもいいと思う。
大事なことは、止めたいと思う意志があるかどうかだ。