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Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

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学校改革 戸板女子から三田国際学園へ

学校改革


理事長略歴
大橋 清貫 (おおはし きよみち)
2005年4月、学校法人順心女子学園理事長に就任、同年9月、同校学園長に就任。

2007年4月、学校法人順心広尾学園(広尾学園中学校高等学校)に改称して理事長、学園長に就任。

 『自律と共生』を教育理念に掲げ、学校改革に着手。高い「通学満足」を得る学校づくりを進め、
2009年度入試では出願者数5554人を数えるなど同校を都内有数の人気校に育て上げる。



現在、学校法人戸板学園において、教育監修理事として中高の学校改革を指導。
著書に「『本当の学校価値』とは何だろう?」(プレジデント社)「新時代に生きるための本物の教育」(プレジデント社)など。




『東京・神奈川の中学入試がスタートした本日2月1日(日)午後には、この2015年首都圏中学入試で大きな注目を集めている三田国際学園を訪ねました。

前日の1月31日(土)までに、今回の入試で何と「のべ2,001名」という多くの志願者を集めた三田国際学園。前年比では1200%を超える増加率にも、“21世紀型教育”を標榜する新たな共学校に生まれ変わった同校への期待の高さが表れています


そして、入試結果は、中学230名ほど、高校250名ほどの入学者が確定している。
現在の全校生徒が318名なので、いきなり倍以上の生徒が入学する。


ここのところ戸板女子高校は、年々入学者が減少し、学校の存続が危なくなっていた。
2012年には、小田急線ロマンスカーに飛び込み自殺した問題で、学校が会見し 数人の生徒と弁当を食べた後のやりとりが自殺の原因になったとみていることを発表し、学校のホームページで追悼文を公開していた。



そこで、学校改革のために上記の大橋 清貫氏に白羽の矢が立った。
氏の学校改革の根底に流れるキーワードは以下の通り


改革の根底に流れているのは、考える力を鍛える「相互通行型の授業」
ICTを活用し、自ら考え、人に伝え、自ら解決していく力を磨きます!

※ICT機器の例( コンピュータ ペンタブレット プロジェクタ イメージスキャナー スクリーン 顕微鏡投影装置 電子情報ボード 各種センサー 実物投影機 インターネット
デジタルカメラ TV会議システム デジタルビデオカメラ グラフ電卓 デジタルプレーヤー  プレゼンテーション用マウス  )

『グローバル社会に通用する条件は「問題解決能力」と「思考力」』
『相互通行型の授業』

改革の目玉は、中高一貫の「インターナショナルコース」
英語のシャワーを浴びるイマージョン教育を導入!

『イマージョンimmersionとは「浸すこと」。
英語を学ぶのではなく、英語で学んで英語を自然に習得するのが英語イマージョン教育』



『真の英語力をマスターすれば、バークレーやUCLAなど、世界ランキングでいえば東大と同等、むしろそれ以上の大学を狙うことも夢ではありません。』




どの世界においても、真の実力者は、目に見える結果を出すことが出来る。
1ヶ月働けば、1ヶ月分の成果が出る。
結果を見れば、その人間の真価がわかる。

学校改革を任され、戸板に乗り込んだ氏は、多くの反発や批判を教員から受けたことであろう。

綺麗事を並べ、夢を語り、持論を展開する。
しかし、相手は頭の硬いカチカチの教員どもだ。
口ばっかりが達者で、こどもの教育すらまともに出来ないで、給料だけは一人前に貰っている。




『 学校は「聖域」
 「学校改革」「学校再生」なんて正面からうたったら
 「聖域」で食べている旧体質の中でしか生きていけない人たちに
叩かれる、潰される、この教育界という業界で生きていけなくなる
 のが一般的だろう。しかし結果として
 大橋先生は叩かれても、潰されはしなかったし
広尾学園の中だけは足らず
もっと学校改革を促進しようと
 21世紀型教育を実現するシンクタンクを立ち上げてしまった。
 私はたまたま話をする機会があり
大橋先生にどうしても一度聴いたことがあり聴いた。
 「叩かれても、叩かれても
精神的に潰れないのはどうしてですか。
  秘策があるですか」
 不躾な私・・・すると先生は

 「基本、外部の声は批判は耳に入れませんし私には入りません。
   が、内部の声という保護者の親の声は真摯に聴き
改善した方が生徒にとって善いことで改善できることは即実行
   して深化し続けていて忙しいので
気にしている暇はありません。

  それに、広尾学園という学校は
外部のノイズが止まった時が
改革が止まり安定期に入る時だと思うので
進化目指して改革し続けている限り 
   外部の声は「興味・関心」の指標と捉えている

 大橋先生は、外見は町内会の優しい普通のおじさんという印象。
  「俺様」的な発言や言葉じりでなく
腰低すぎるタイプなので
「カリスマ性」や「オーラ」は感じない。』

『21世紀社会のキーワードである「グローバル」「デジタル」「イノベーディブ」。

この時代を生き抜くのに必要な能力を身につけることを「21世紀型教育」と定義します。
20世紀の工業社会が礼賛した「既知の事実を記憶し」「それを正確に再現する」ための教育では、知識社会を生き抜くことはできません。

自ら学び、自らの考えを元に、世界中の異なる文化を持つ人々と力を合わせ、創造的な研究/仕事をすることが必要です
その準備が「21世紀型教育」です。

21世紀教育では、「情報の海の中から本当に価値ある情報を見極め、学ぶ力」
「英語及び母国語で自分の考えを構築する力」
「個性を見極め、自らの能力が発揮できる場を見つける力」
「プレゼンテーション力」
「 コミュニケーション力」
を身につけることを主軸にします。
新時代教育研究所は21世紀型教育を実現するシンクタンクとして
調査・研究を中心に事業を展開しています』


学校改革の第1弾で、中高生徒318名になってしまった学校が、今春に480名の中高生が入学する。しかも女子校ではなく、男女共学校での新たなスタートである。







<騎馬戦訴訟>後遺症の男性に2億円 県に賠償命令 福岡

                                                     毎日新聞 3月3日(火)10時43分配信 
 

 『 福岡県立高校時代に体育祭の騎馬戦で落下して首を骨折し、重度の後遺障害を負った福岡市の男性(29)と両親が、学校が安全配慮義務を怠り事故が起きたとして、県に計2億9000万円の損害賠償を求めた訴訟で、福岡地裁(永井裕之裁判長)は3日、安全配慮義務違反を認め、県に約2億円の支払いを命じた。

  永井裁判長は、騎馬が崩れたり、騎手の頭が騎馬の腰より下がった時点で負けとするルールについて「落馬が当然に予想された」と認定。「学校側は事前にルールや危険性を説明したものの、実戦形式の練習はしなかった。騎手が転落の危険を認識し、対処能力を身につけるのに十分でない」と指摘した。

  また、組み合う騎馬1組に対し安全確保をする教諭の審判員1人が配置されていたが、「もみ合う中で落下方向が急に変化する可能性があり、1組に複数の審判員を配置する義務に違反した」と述べた。



  判決によると、男性は県立筑前高校(福岡市西区)の3年生だった2003年9月、体育祭の騎馬戦に騎手として参加。相手と組み合い騎馬から落ちて病院へ搬送され、首の骨折と診断された。

  首から下にまひが残り、04年7月に身体障害者手帳(1級)の交付を受けた。リハビリを続け腕や指を多少動かせるようになったものの、両親の介護を受け車椅子生活を送っており、判決は約9800万円の逸失利益の他、約8600万円の介護費などを認定した。

  県は「必要な措置をとっており、安全配慮義務違反にあたらない」と反論していた。原告側代理人弁護士は「おおむね主張が認められ、評価できる判決」と話した。

  県教委は「判決内容を慎重に検討し、今後の対応を考えたい」としている。【山本太一】』








体育祭の男子の演技で花形は、「騎馬戦」と「組み立て体操」である。
私がこどもの頃も同じような内容で行われていた。

30年ぐらい前から、体育祭で骨折をしたり、大けがをしたりしたことで、あちこちの学校で裁判沙汰になり始めた。

私が勤務していた中学校では、男子の種目に「騎馬戦」「棒倒し」「組み立て体操」と、怪我をしそうな種目がぞろりと組み込まれていた。

当時のこども達は、体力も弱く、精神的にも軟弱になりつつあった。
少しでも痛いと「痛い痛い」と大騒ぎして、少しの我慢も出来ないものばかりだった

相当に気合いを入れないと、5段のピラミッドは建たないし、3段の塔だって作れない。画像のような4段の塔なんて、奇跡だ。

ある年、教育委員会の教育長からの通達が各学校に配られた。

「体育祭等では、普段の授業で行われていない『高度な技を必要』とする種目は、出来るだけ行わないようにすること。」とあった。

明らかに、「騎馬戦」や「組み立て体操」のことである。

近隣の中学校で、体育祭の練習中に騎馬戦や組み立て体操で生徒が落下し、首の骨を折るなどの重大事故が発生していた。やがて訴訟に発展するだろうとのうわさが流れていた。


こども達は、組み立て体操は嫌いだが、騎馬戦はやりたがる。
特に中学3年生にとっては、カッコイイ姿を女子に見せることが出来る。
相手は、2年生や1年生の弱虫どもだ。

それをいきなり「今年から騎馬戦は危ないので、止めます。」などとは簡単にいかない。
そこで、考えたのが、審判の教師の数を増やしたことと、戦いの時間を1分間という短い時間にした。
まあ、盛り上がりに欠けたことは言うまでもない。

がしかし、軟弱なこども達を叱咤激励して、やるほどの価値はない。

上記画像の4段の塔は、私が22歳の時に指導していたのと同じ、12人ー6人ー3人ー1人の塔である。3段の塔よりもはるかに難しい。

画像は、私が初任の時に9年間在籍した学校の現在の体育祭である。
そして、画像は2013年とある。
私が指導した時から40年近くも4段の塔の伝統を維持していたのだ。

軟弱な私は、その9年間だけしか「4段の塔」は指導しなかった。
その後、3校を渡り歩いたが、「怪我をさせない体育祭」しかやらなかった。














川崎市の中学生殺人、ネットで「私刑」が横行



「世間が忘れても、地獄の果てまで追い詰めてやる」
「犯罪の抑止の観点から遠慮なく貼らせて頂きますね 」
「犯人はこいつらだ。絶対に許すなよ」

「本名を報道して死刑にしろや」
「少年法の『更生』の機会なんてこいつらに必要なんでしょうか?」
「世間に顔向けできないように、再起不能に!」

ちなみにネットで行われているこうした行為は、名誉棄損やプライバシーの侵害に当たる可能性があり、法的責任を追及される場合がある。


少年法とは?

子どものする犯罪は大人のする犯罪とは違う面があり、自分の行為の意味や結果の予測についての判断が未熟なため、年齢が下がるにしたがってごく普通の子どもでも、その場の状況次第で重大な犯罪になってしまうことがあるのです。もちろん軽い犯罪ならやってもいい、というわけではありませんが、子どもの場合には、やったことの結果だけで判断するのではなく、どういう気持ちでやったのか、そういう行動をとった原因や背景は何なのかを、大人以上によく考えてみる必要があるのです。

少年法では、警察や裁判所はそのへんのことを理解したうえで、事件の状況や子どもの発達状態に合わせて、扱い方を変え、その子どもを罰するよりも、その子が反省して立ち直るための工夫をしなければいけない、と決めているのです。これを少年法の保護主義、あるいは保護処分と呼びます。

『少年法』とは

『 少年法(しょうねんほう、昭和23年7月15日法律第168号)は、少年の保護事件、少年や一定の福祉犯罪を犯した成人の刑事事件に関する刑事訴訟法の特則を規定した日本の法律。』

 刑期上限

 犯罪を犯した時に18歳未満であった少年の量刑に関して、51条1項は、死刑をもって処断すべき場合は無期刑にしなければ「ならない」とする。

そして、同条2項は、無期刑をもって処断すべき場合でも、10年以上15年以下の有期刑することが「できる」とする。

2014年の改正で無期懲役に代わって言い渡せる有期懲役の上限が20年以下に、不定期刑も「10年?15年」に引き上げとなった。(第186回国会、可決日2014年4月11日、公布日2014年4月18日、施行日2014年5月7日)』



















人間が罪を犯した。
例えば、政治家の金の問題。
明らかに違法行為が行われても、灰色なら無罪。

彼らが反省をして、二度と違法行為を行わないか?
そんなことはない。
もっと上手に違法行為を行うものだ。


信用して友だちの部屋に入って、首を切られて殺された。
女子高校生殺人事件。
殺人者の彼女は、更生するのだろうか?
更生したとして、殺された女の子は生き返りはしない。

頭がおかしくて、殺人を犯したとして、医療刑務所にはいる。
そこで正常に戻る。
しかし、また頭がおかしくなって、殺人をしないと言いきれるのか。


犯罪を犯すこと、
罰を与えること、
反省し、更生することは、別々の問題である。

反省、更生させるために罰を与えるのではなく、罪を二度と起こさないための抑止力として、罰を与えるようにすべきである。

一番、確実なのは、死刑制度である。

しかしながら、
99%の確率で犯人であっても、100%でなければ、死刑にしてはならない。

本人の自供があって、物証がそろっていて、目撃者も多数いて、科学的な証拠が揃っていて、100%の確率で罪を確定する必要がある。








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