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のじさん

Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

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小保方晴子博士 常識破りのSTAP、酷評されていた

 

『「誰も信じてくれなかったことが、何よりも大変だった」。
 
 従来の常識を打ち破る革新的な万能細胞「STAP細胞」を開発した理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)は、成功までの道のりを、こう振り返った。
 
 
 STAP細胞が打ち破った常識は「動物細胞でも外的刺激で初期化」「あまりに簡単すぎる技術で実現」など数多い。平成23年に博士号を取得したばかりの若き女性研究者が挙げた成果というのも、その一つだ。
 
 これほど常識破りだったため、昨年春、世界的に権威ある英科学誌ネイチャーに投稿した際は、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄していると酷評され、掲載を却下された」。
 
 だが、「STAP細胞は必ず人の役に立つ技術だ」との信念を貫いて膨大なデータを集め、今回は掲載にこぎつけた。「何度もやめようと思ったけれど、あと1日だけ頑張ろうと続けてきて、いつの間にか今日に至った」と話す。
 
 昭和58年、千葉県松戸市で生まれた。高校時代にたまたま手に取った科学雑誌の特集記事で「社会に貢献できる」と再生医療に強い興味を持ち、研究者への道を選んだ。
 
 早稲田大大学院を平成20年に修了後、米ハーバード大医学部に留学。担当教官との議論から始めた実験で、動物細胞を外部刺激で初期化できるのではないかという感触を初めて得た。
 
 しかし、当時の実験データだけでは証明することができず、周りの研究者からは「きっと間違いだ」と言われた。くやしくて、泣き明かした夜は数知れないという。5年越しの努力で、ついに立証にこぎ着けた。
 
 STAP細胞の再生医療への応用については、「特定の一つの応用に限るのではなく、数十年後とか100年後の人類社会の貢献を意識して研究を進めたい」と将来を見据える。
 
 

 
 
 「お風呂のときもデートでも四六時中、研究のことを考えていた」というほどの研究の虫。実験で着るのは白衣ではなく、祖母からもらったかっぽう着だ。「おばあちゃんに応援されているような気がするから」と語る。
 
 実験室の壁の一部はピンク色に塗り替えた。机にはキャラクターが並び「女子」の側面をのぞかせる。
 

研究室にはペットのスッポン。「この子が来てから実験が軌道に乗ったので幸運の亀なんです」と笑顔を見せた。』
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さかな 日本の養殖産業の現状

 
★水産物の生産量推移
 

 
★危うし!日本の魚介類自給率
 



 
 
 
 
重要なウエイトを占める海面養殖業

 
 
種類が増えている海面養殖魚類
 

 
 
 
 
★ 養殖の生産比率が高い魚たち ★

 
 
 
マグロの養殖の現状は、どうなっているのだろうか?
 
 

 
 
『養殖とは本来、卵の段階から成魚(大人の魚)になるまで育てることを言うのは、皆さんもご存知の事と思います。
 
しかしまぐろの場合、小売店などでは「養殖」を謳っておきながら、実はこのようなイメージの養殖で商業ベースに乗っているわけではないのです。まぐろの産卵から成魚になるまで養殖するテクニックは、実験上では成功しているものの、市場で利益を出すまでには至っていないのです。
 
そのためマグロの養殖は本来、「マグロの畜養」と呼ばれる方法で育てられ、市場に出回っているのです。

マグロの畜養から見て取れる問題点1・天然資源

まぐろの畜養が、天然マグロを取ってきて人工的に育てるという方法を取る以上、天然資源を利用している事に変わりはありません。
 
まぐろの畜養と聞くと、言葉上はまぐろを1から養殖しているようなイメージを抱かせます。
 
しかし結局のところ、市場に出回るマグロは全て、元々は天然マグロだという事になります。
 
これでは天然マグロという「資源」が、急速に減少するのも当然の事でしょう。 』
 
 
それでは、完全養殖マグロは、どこまで進んでいるのだろうか?
 
 
 
『完全養殖は、人工ふ化した仔魚を親魚まで育て、その親魚から採卵し、人工ふ化させて次の世代を生み出していく技術。
 
これにより天然資源に頼らず、すべてのプロセスを人工下で育てることが可能になります。』
 

 
 
 

 
 

 
 

大阪で話題の「近大マグロ」が銀座進出 12月に専門料理店開店

 近畿大は2013年10月29日、世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロ「近大マグロ」をはじめとする養殖魚専門の料理店を、東京・銀座で12月2日に開店すると発表した。
 
開店する「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」ではマグロやタイ、クエなどの養殖魚を中心に、研究所が拠点を置く和歌山の食材を使った料理を提供。
 
 <「近大マグロ」の模型を前に、養殖魚専門料理店の東京進出をアピールする塩崎均・近畿大学長(中央)ら =29日、東京都千代田区>

 
 


歌は心 『スーザン・ボイル』 こころの悩み


 
『 歌手のスーザン・ボイルが、1年ほど前に発達障害の一種、アスペルガー症候群と診断されたことを英The Observer紙に明かした。
 同症候群を患っている人は対人関係をうまく築けないなどの症状があり、自分の状態にきちんとした診断が下されたことにスーザンはホッとしているという。
 「昔から、わたしに対する世間の見方は不公平であると感じていました。なぜおかしかったのかがわかった安堵(あんど)感により、自分自身に対してもう少しリラックスしていられると思います」と語っている。
 スーザンは病名がついたことで、彼女の日常的困難に対し、世間がもう少し理解を示してくれることを願っているとのこと。「わたしにとって、対人関係やコミュニケーションを取ることは楽ではなく、それがイライラへとつながります。周囲の人ももう少し辛抱強く見守ってくれれば助かります」とコメント。
 「アスペルガー症候群だからといって、わたしの人生は変わりません。これからも受け入れ、対処していかなければならないものですが、自分に対し、もう少し楽に構えることができます。これで周囲の人も、わたしがなぜ変わった行動をとるのかを理解してくれるでしょう」と語っている。』
 
 
 
『歌手のスーザン・ボイルが、パートの仕事に応募したと英紙が報じた。
ボイルは今や世界的スターだが、応募は真剣なものだったと情報筋は語る。
募集元の企業は、全ての応募者を公平に審査するとしている。』
 

丸山茂徳「地球温暖化のウラ」~CO2が ...

 
昨晩のTVタックルで登場した丸山茂徳氏の「地球寒冷化」説。
 
従来の「地球温暖化」説を取る石原伸晃環境相とのバトルを期待したが、時間切れで、はっきりしなかった。
 
当然ながら『地球温暖化」説のチーム森田の「天気で斬る!」の森田氏とのバトルも紳士的で、やや盛り上がりに欠けた。
 
今までは、原発推進が主流であったことから、「地球温暖化」説が推し進められ、異論を唱える学者などは、何らかの圧力がかかっていたのだろう。
 
ここに来て、原発反対の立場の者達に、ようやく日が当たってきた感じである。
 
 
 
 

 
 
 
 『丸山茂徳氏は地球惑星科学の研究に関する第一人者です。
いま世界的問題となっている「地球温暖化」論に異を唱え、 著書などを通じて持論を展開し一石を投じています。 
 地球温暖化の主犯はCO2(二酸化炭素)排出量の増大、というのが現在の一般的な見解とされる。
 丸山氏はこのCO2主犯説に対し「気候変動はCO2の増大によるものではなく宇宙線と雲の増減、太陽の光エネルギーの関係によるもので 地球の温度はすでに2008年から低下している」と反論し、 地球は今後寒冷化に向かうと大胆に予測した。』
 
 

喜び組を嫌い「顔に傷をつける平壌の女性」の実情

 
 
『平壌の女性が最近、「喜び組」と呼ばれる中央党5課に選ばれないように、わざと顔に傷を付けたり「事故」を起こしたりしているという。かつて平壌の女性は、5課(喜び組)に選抜されたら家門の栄光だと考えていたが、最近では「ブタ(金正恩〈キム・ジョンウン〉朝鮮労働党第1書記)や中央党の老いぼれのめかけにされるのに、どうして行くのか」と言って、意識的に避けているというわけだ。

 最近脱北した平壌出身の女性は「5課に選ばれて行ったら、10年以上も家族と会えないまま年老いた中央党幹部のめかけとして暮らし、社会に出たら後ろ指をさされるので、平壌の女性たちは手段を選ばず(選抜を)避けている」と語った。この女性によると、平壌では「5課(喜び組)の女性は金氏一家や高級幹部のめかけという見方が強い。さらには、喜び組出身の女性のことを『従軍慰安婦』と呼んでさげすむケースもある」という。

 若いうちは金氏一族のめかけとして過ごし、年を取ったら党から指定された男性と強制的に結婚させられるからだ。さらに喜び組の女性は、党から(結婚相手として)あてがわれた護衛隊員が気に入らないと言って拒否した場合、処罰されるという。そのため相手のことが嫌いでも結婚しなければならないため、従軍慰安婦という呼び名が付いたという。
 


 かつて金正日(キム・ジョンイル)総書記の料理人を務めた藤本健二氏は最近、外信のインタビューに応じ「張成沢(チャン・ソンテク)氏は金正日総書記に喜び組を提供する責任者で、一種の『タレント代行会社』の代表役を務めていた」と語り、その過程で冒した「女性遍歴」が原因で処刑されたと指摘した。また藤本氏は「祖父の金日成(キム・イルソン)主席もそうだったが、父親の金正日総書記は、女性遍歴が華やかだった。これを見て育った金正恩第1書記は、叔父の張成沢氏が幾人もの女性と乱れた関係にあったことを大層嫌悪し、後見人の張成沢氏を排除した」とも証言した。
 


 北朝鮮の地方党機関で喜び組の選抜に関与していたある脱北者は「中央党幹部の私生活をよく理解している護衛隊員の立場からすると、老人たちが飽きるほどもてあそんだ喜び組の女性を妻に迎えるのは気分の良くないことだったが、命令なので仕方なく結婚して暮らした」と証言した。このように否定的な見方が強いため、平壌の女性は喜び組に選ばれないように、故意に顔を傷つけたり、男性と会って「事故(性関係)」を起こしたりする。喜び組への選抜基準上、顔に傷があったり処女性に問題があったりするケースは脱落するからだ。

 喜び組(北朝鮮では「チュクテサン」と呼ばれる)は19歳から23歳の女性を対象として選び、その募集要項だけでも100ページ以上あるという。喜び組の場合、身長162センチ以上の女性で、顔の形は卵形、また目尻がつり上がっていてはならない。顔色があまりに白くても駄目で、体に傷があってもいけない。額と目の間のサイズまで全て定めてあるほどだ。金正日総書記の時代には、精密な定規で顔のサイズを測って選んだが、金正恩第1書記の時代になってからは、顔の形が卵形でありさえすれば合格点を付けるという。また、背が低かった金正日総書記は、女性なら160センチ以上、男性は170センチ以上から選抜したが、背が高い金正恩第1書記の場合、女性なら165センチ以上、男性は175センチ以上を選んでいる。
 


 チュクテサン(喜び組)選抜で最も重要と考えられているのが、まさに性経験の有無だという。喜び組に選ばれた女性は、北朝鮮の高官層が利用するポンファ診療所に行き、そこで服を全て脱いで傷がないかどうかや性経験の有無を検査されるという。処女膜が裂けていないかどうかを検査する際、ハードなスポーツをしていて自然と裂けたケースは問題にされないが、性経験によって裂けていた場合は不合格になるという。平壌の女性は、こうした厳格な基準を逆手に取り、男性と交際したり顔に傷を付けたりといった方法で喜び組を避けるという。

 平壌の女性は「首領のために自分をささげるという話は、今ではばか者の昔話になった。平壌の女性は、何としてでも5課(喜び組)選抜を避けるため、手段や方法を選ばない」という。この結果、平壌では喜び組を充足できなくなり、地方で多数選抜しているが、カネのある人間は軒並み選抜を逃れ、カネを持たず後ろ盾もない家の女性が選ばれていくという。』
 
 
 
 
これは、本当の話なのかどうか?
 
 
 
こちらは本当の話らしいが。
 
 
『張氏をめぐっては、昨年12月12日の処刑直前に、張氏の姉、チャン・ゲスン氏やその夫でキューバ大使の全英鎮氏、張氏のおいのマレーシア大使、張勇哲氏が召還されたことを韓国政府が確認している。
 
 消息筋の1人は、この3人はいずれも銃殺されたとし、ほかに、張勇哲氏の2人の息子や、張成沢氏の亡くなった2人の兄の子や孫など「直系の親族は全員処刑された」と述べた。』
 
 
関係者皆殺しか。
偉くなると人生も短い。
貧しくとも百姓のほうが長生きできるか。
 
北では、子供がブスに生まれたほうが、家族仲良く暮らせて幸せになれる。

 

海外在住の日本人にスポット当てた番組が増えたワケ

好きな番組がある。
『世界の村で発見!こんなところに日本人』である。
 
 
私の妻は、外国旅行が好きである。
結婚したときから、お金を貯めて、外国旅行をしようと約束させられていた。
子どもの頃「兼高かおる世界の旅」を見て、海外にあこがれたようである。
 

 
私は、どちらかというと、景色を眺めたり、お城を眺めたりするのは、さほど好きではない。
 
 
むしろ、千原せいじのアフリカの旅のような生活感のあるものがおもしろい。たった一人で現地の生活にとけ込み生きている日本人に会ってみたい。自分にはできないが、そこでの苦労話や感動したことを聞きたいし、できればそこで何日か過ごしたい。
 


 
 
私が今までに感動したことは、妻の友達の友達がサイパンに住んでいる日本人に会いに行ったときだ。45日の旅行だったが、ずっとその方が経営しているお土産屋さんで、過ごした。どうして、そこに住むことになったのか、結婚して、子どもは何をやっているのか。興味津々であった。そして、その方の知り合いの親日家のお金持ちの家のパーティーに招待された体験も楽しかった。
 

 
 

 
景色を見たり、町並みを見たりすることも感動はする。特にイタリアに行ったときには、歴史の重さを感じ、圧倒された。
しかし、私は、人間との関わり合いが好きであり、楽しい。
 

 
妻とは、まったく楽しみ方が違う。
 
中国に行ったときには、団体行動から外れて、露天に並ぶお土産屋さんで値下げ交渉して、珍しいものを手に入れたりすることが楽しかった。
ちょっぴり緊張感があり、だまされるかも知れないと言うリスクがたまらない。
しかし、妻は私の手を引っ張って、ツアーの列に引き戻そうとする。
 
 

 
千原せいじの人見知りしないキャラがまた番組のおもしろさを引き出していると思う。
相手のふところに何のためらいもなく、まるで旧知の友達のような気楽さである。
 
日本人の感覚そのもので、相手にものを言い、相手の立場に立たないところがまたおもしろい。
気を遣わないかかわり方が何とも楽しい。
 
 
 
 
『同種番組が増えた理由に「分かりやすさ」を挙げる。
「海外の珍しい風景を見てびっくり、話を聞いてみてびっくり。
苦労話に共感し、別れでジンときて…。家族で安心してみられる」』
 
 
 
 
 
 
 

細川護煕氏の東京都知事立候補演説

 
 

『これからの時代に、今までのような大量生産・大量消費の経済ではやっていけない。
 
腹一杯ではなく、腹七分目でよしとするアプローチ、心豊かな社会をめざして、成熟社会のパラダイム物事の捉え方、考え方、模範」を図っていくことが求められています。
 
これは世界で始めての歴史的実験になるかもしれませんが、世界が生き延びていくためには、豊かな国が多消費型から共存型へかえていくしかないと思っています。
 
成長がすべて解決するという、傲慢な資本主義からは幸せは生まれないと思っています。』
 
 
 
 
 
これは、細川氏の東京都知事立候補演説の一部である。

彼のこの哲学、考え方には大賛成である。
 
がしかし、なぜそれが今であり、東京都知事になっての訴えなのか。
 
長い間の不況を何とか乗り越えようとしている日本。
その中心都市である東京都政を引っかき回し、経済を減速させ、原発止めて質素な生活を求めさせようとするのか。
 
小泉氏が市場原理主義を日本に持ち込み、広め、自民党をぶっ壊しただけでなく、格差社会を広げ、非正規労働者を増やし、ワーキングプアーを日本国中に蔓延させた。
 
その入れ知恵で、日本国中に下流生活を政治主導で加速させようとするのか。
 
 
何不自由なく、老後の心配もない小泉さんとお殿様なら、社会がどんなに貧乏になっても、困ることはない。
 
不労所得で、財産は増える一方である。
 
鳩山兄弟は、ブリジストンが潰れない限りは、お金がじゃぶじゃぶ転がり込んでくる。それと同じような夢のような世界にいる人間が、綺麗事を並べても、誰が信じるものか。
 
世の中が豊かな中にあって、自分の老後の生活に不安が無くなったときに、はじめて、質素な腹八分目の生活をしようという気持ちになるのである。
 
老後に年金がもらえなくなるのではないかと心配している現役世代が、120%の力で稼ごうと無理をしているのが現代である。
 
目の前の都知事選挙で、オリンピック景気に水を差され、危ういアベノミクスにとどめを刺すような、戯言を誰が喜んで応援するか。
 
20年後、30年後の日本の経済や生活は、望むと望まないとに関わらず、失速していき、腹7分目どころか、腹6分目の生活をすることになるだろう。
 
それは、100%の努力をしての結果である。
 
 
 
 
 
 
 
 

みみ元気 段ボール箱で遊ぶ

みみは、箱ものが大好きだ。
もちろん、袋も好きである。
見つけると必ず中にはいる。
 
いつものように、みみのお母さんが、塾の仕事を終えて帰ってくる。
そうすると、遊んで貰おうと二階の寝室から階段を下りてくる。
 
 
 
 
 

人は、望んだとおりの人生を歩む

終電まで働いても生活苦…40代で貧困に陥る人の現実


『大野忠明さん(仮名・46歳)は、現在、NPO法人のパートスタッフとして働いている。元々、ボランティアとして参加していたが、有給スタッフとして誘われたという。時給は1000円、月収20万円前後で年収は260万円だ。

「連日、昼前から終電まで働いていて、今が人生で最も働いているくらいです。収入が増えるのはありがたいですが、これでは就職活動もできません。就労条件などは詰めていなかったのですが、たまたま忙しい時期が来てしまったうえに、人員も足りないので、とにかくフル回転しています」

 時間にも精神的にも余裕がなく、家の管理も放置状態だという。1Kのキッチンには壊れた冷蔵庫のほか、壊れたテレビや壊れたビデオデッキなども積み上がっていた。

「捨てたいのですが、手続きや料金が必要ですし、新しい冷蔵庫を買う余裕もありません。放置したまま2年もたってしまいました」

 おかげで自炊することもできず、もっぱら牛丼屋やラーメン屋をヘビーローテーション。

「お金もかかるうえに、食生活が乱れて体調もよくない気が……」

 そもそも、生活が苦しくなったのは2006年頃、39歳のときに6年勤めた会社を辞めてからだ。ピーク時には月収40万円も稼いでいたが、2002年に病気で体調を崩し、会社を休みがちになった。

「上司は『病気に甘えている』などと嫌味をいうので、こちらも言い返していたところ、忙しい部署に異動させられました。ところが、この部署で仕事を与えられなくて、定時帰宅する状態。当然、同僚からも白い目で見られるし、居心地は最悪でした」
 この状況に4年耐えたが、ある日、限界に達する。業務査定の面接で職務の展望を追求され、「あんな仕事しか与えないで、今後の展望も何も無いだろう!」とブチ切れ。「もう辞めるつもりですから!」とタンカを切って退職した。

「実は当時、知人の会社に誘われていたんです。それを当てにしていたのですが、会社をやめた途端、転職話がご破産に。その会社が買収されてしまい、知人に人事権がなくなってしまったんです」

 不運といえば不運。しかし、大野さんは「今思えば、確約をとっておかなかったことは、ツメが甘かったと思います」と悔やむ。

 また、生活費に困るようになり、知人数名に借金も。その額、合計190万円に。お人柄のおかげか、無利子で貸してくれたのは幸いだ。

「長いこと借りたままになってしまっているのがつらくて。借金返済に毎月5万円を回しているので、生活はカツカツです」

 せめて貯金をしてあれば状況も違ったのかもしれないが、貯蓄はなかった。というのも、30歳手前で一念発起、調理師を目指して上京し、その学費が必要だったため。学費が高額で有名な超大手専門学校に300万円かかった。「儲かるから」と、とうもろこしの先物取引を持ちかけられ、騙されて250万円損したのも痛かった。

「でも、自分は人に助けられている。最終的には、人間を信用できないとね」とほほ笑んだ。』

 
 
ここに登場する大野忠明さん(仮名・46歳)には、人生をどう生きるかの哲学がない。
 
39歳の時に体をこわしたときから、人生が狂ったのではない。
はじめから人生哲学がないから、当然の理として、崩れていったのである。
 
物心ついたときから、将来の生き方は考えているものだ。
 
それは親や他人に教わることではない。
自分がどのように生きたら満足が得られるか、幸せ感をもてるか。
それは、小学生でも芽生えているはずだ。
 
そして、人間は、自分が望むとおりの人生を歩む事ができるものだ。
 
彼の生き方は、彼が望んだ生き方であると思う。
彼は、年収260万の現在の生活を口では、「こんなはずではなかった」と言っているが、彼の心は、満足しているはずだ。
 
月収40万円を稼いでいたときこそ、彼が間違って評価されていたのである。
それが病気をしたことから、会社の人事部が、彼を見抜き、リストラしたわけである。その時すでに、彼という人間は、会社にとって居てもらっては困る社員だったわけだ。
 
彼が一度でも心の底から「こんな生活は嫌だ」と思えば、その時から変えることができたはずだ。
しかし、彼は、あれこれ言い訳を並べて、自分をだましている。その時点で、彼はすっかり自分を受け入れてしまっている。
 
何の問題もない。
彼が望むとおりの人生を歩んでいるのである。
 
 
 
 
私の勤めている会社に今年36歳の独身男が居る。
 
実家から車で5分の場所にある物流倉庫の作業員のパートタイマーとして働いている。
時給はなんと780円である。年収は1,497,600円である。この中から社会保険や所得税が引かれるので、手取りは年収130万円と言うところか。
 
両親と3人兄弟の5人家族である。彼は長男で、正社員の弟と1昨年結婚した妹がいる。父親は、市役所の現業職を定年退職し、現在64歳で週に3日の契約社員をしている。彼の家は、兼業農家で畑と田んぼが少しある。ハウスブドウは巨峰を作っている。
 
彼は、現在の人生に大満足している。
親も彼の話から満足しているようである。
 
彼は、家には気持ちだけの食いぶちを入れている。40万円の中古のワゴンRの月賦が数万円。貯金は1万円ぐらいだろう。
 
彼の趣味は、日曜日に中山競馬場に行って、競馬をやることと、時々電車に乗って、適当な駅で降りて、ぶらり旅を楽しむことである。
競馬で使う金は、1日3000円から1万円である。
月に7万円ぐらいは小遣いとして使ってしまう。
月給の手取りが11万円ぐらいだから、ほとんど小遣いで使い果たす。
 
会社は65歳まで働けるので、彼はあと29年勤めることができる。
結婚の希望はあるようだが、具体的な努力はしていない。
女は好きなようなので、2ヶ月に一度ぐらいは栄町の歓楽街で、デフレで安くなった風俗嬢と遊ぶ。
 
彼に何を言っても、否定はしないが、聞き流している。
 
「まだ若いんだから、もっと挑戦して、結婚できるように正社員にならないとダメだ!」
「仕事も、どうやったら効率よく楽にできるかを考える事が大事だ!」
「言われたことだけをやるのではなく、自分から進んで、仕事を求め、覚えることだ。」
「目上の人に対する言葉遣いを覚えて、社会人として成長しないとダメだ。」
 
それらは、働くことが一番大事だと思って、40年以上も会社人間として、こき使われてきた団塊世代の悲しい年配者の哲学だ。
彼は、きっと腹の中では、笑っているに違いない。
 
36歳の独身貴族のフルパートタイマーの彼の人生は、親の財産をしっかりと当てにして、時間になると1分たりともサービス残業をせずに、社員から「お疲れ様」と声をかけられ、途中のコンビニで親父と飲む焼酎を買って帰る。
 
休みの日は何をやって遊ぶかだけを考えて、日々の単純な作業員としての労働をこなす。
彼こそ、36歳にして、人生の楽しみ方を達観した理想的な未来人間である。
 
私は彼に65歳後の年金額を計算して教えてあげた。
 
「○○君、今のペースで年金を払い続ければ、65歳からは全部で10万円ぐらいは支給されるよ。今の給与と何ら変わりない。両親を大事にして、弟や妹には親切にして、遺産相続は放棄して貰えば、何の心配もない。
会社は君のように、時給780円でも喜んで働いてくれる人材を求めている。30年でも40年でも、君をリストラしたりしない。安泰だ。
 
ここの会社の社員のように、安月給で家のローンや子供の教育費ために、月の小遣いが1万円の者もいる。
1日にタバコ1箱も吸えず、朝から晩まで働き、残業代で何とか暮らしている。
 
君はなんて幸せな人生を歩んでいるのだろう。」と。

2000万円で、フランス人形になった日本人

 
 

 
 
『総額2000万円・計30回以上の整形手術で“サイボーグ美女”と呼ばれるタレントのヴァニラ。彼女が出演した13日放送の『私の何がイケないの?』(TBS系)では、常々感じている体調不良が「整形手術の影響ではないか」と疑い、人間ドックを受ける様子がリポートされた。そこまでして整形を続けるのは「生きるフランス人形になりたい」という彼女の美への追求心が最大の要因といわれるが、理由はそれだけではないようだ。
 

 
 
 
 
手術を続けられる理由は『病院とのタイアップ』です。彼女は某整形外科の広告塔になり手術代はタダ、それどころか広告料を得ていると聞いています。お金を気にせずに手術できるようになったことで、整形が止まらなくなった」(美容ライター)
 

「彼女は整形外科だけでなく、ビューティーサロンなどともタイアップし、それも大事な収入源になっている。また、サイボーグ美女として話題になったことで実入りのいいイベント仕事も増えており、昨年11月には自伝的エッセイ本を出版しました。そういった仕事が入るのは彼女が“整形美人”だからこそ。整形しなくなれば世間から忘れられ、タレントとして消えてしまうことになりかねない。現在の彼女は精神的にも経済的にも、整形に依存している状態です。検査では体に大きな異常はなかったようですが、どこかで区切りをつけなければ大変なことになる」(前同)
 
 フランス人形になるために自ら進んで整形を続けていたヴァニラだが、もはや「やめたくてもやめられない」状況になっているのかもしれない。』
 
 
『劣等感(原語はinferiority complex)はオーストリアの医師で心理学者のアルフレッド・アドラー(1870~1937)によって作られた言葉です。個人心理学という心理学の分野の創始者ですが、彼は劣等感の重要性を説き、「劣等感は人間が成長していく上で不可欠であり、人の一生のテーマは子供の頃に身についた劣等感を克服して優越を獲得する事である」としています。
 
<劣等感から来る行動>
 
「優越感を感じたい!」
 
劣等感が強ければ強いほど、他人に対して優越感を感じたいという欲求が大きくなり、優越感を得るために、ブランド品などのモノに頼ってしまう場合もある。
 
「人から認められたい!」
 
劣等感をバネに大成功を収めた方は少なくありません。例えば、野口英世博士。手が不自由だった劣等感をバネとして勉学に励み、立派な学者になった。
 
「現実逃避」
 
理想の自分を思い描き、空想にふけったり、弱い自分への悩みをまぎらわせるために、テレビのメロドラマをだらだらと観てしまう。
 
「憧れの人に自分を重ねる」
 
大好きな芸能人、オードリー・ヘップバーンのファンの人は、彼女のクールなイメージを知らず知らず、心の奥に入れて、深層心理に潜む劣等感に対して武装しているのかもしれない。』
 
 
「整形美人」と言えば、韓国といイメージだったが、どっこい日本にもそれ以上の技術があったと言うことだ。
 
同じような、悩みを持つ人は、たくさんいるだろう。
以下は、知恵袋に相談した人の記事である。
 
 
<子供の頃からの容姿コンプレックスから抜け出したい>
 
『私は子供の頃太っていて母から何度もデブ、ブスと言われ、酷い言葉で容姿を罵倒された事も数え切れない程あります。私はその時の辛かった感情を未だに忘れることができません。
 恐らく母は色々なストレスをぶつけられる存在が、家族には私しかいなかったのだと思います。
 
  親しい人には「自分の容姿を他人と比べ過ぎている」「容姿を良くすることに囚われ過ぎている」と言われます。最近になってようやく自覚しました。
 
 自分でも性格が悪いと思うのですが、可愛いとは言い難かったり太っている女性がカッコいい男性と歩いていると、内面が素敵なんだと分かっていても「なんであの人が…」と思ってしまいます。太った女性が手足、体のラインが出る服を着ていると「あの体型であんな服装できるなんて、信じられない」と思ったりもします。過去から現在まで自分に自信がないからでしょう。
 
 元からきれいな人に対し「私がいくら頑張っても、生れつき美人のこの娘には勝てないんだ」と思ったり、比べる自体おかしい芸能人に「こんなにきれいな顔に生まれる人がいるのに、どうして神様は私にそれを割り当ててくれなかったの?」と思います。
 
 自分の心の醜さ、美人として生まれてこれなかった悲しさから一人で泣いてしまうこともあります。23歳のいい大人がおかしいですよね。街で他の女の子全員が自分より可愛く見えてトイレで泣くこともあります。
どうしたらこの容姿コンプレックスから抜け出せるのでしょうか。』
 
 
 
さあ、あなたの道は二つあります。
 
一つは、今の自分の容姿とつきあいながら心を成長させる道です。
 
そして、もう一つの道は、整形外科医の広告塔となって、無料で美しい容姿を手に入れることです。
 
 
ただ、注意することが一点ある。
結婚をして、子供を産むことは避けることだ。
整形ではDNAは変えられない。
 
 


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