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のじさん

Author:のじさん
200坪の菜園に100種類の野菜を育てる。畑の一画に秘密基地を作ってにわとりや金魚、メダカを育てている。冬には薪ストーブを燃やして暖を取り、コーヒーを飲む。都会に近い所で田舎風の暮らしを求めて、定年後の余暇時間を楽しんでいる。そんなライフスタイルの情報を発信していきます。

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えひめAI―2の発酵カ

えひめAI―2の堆肥発酵力を確かめようと実験をした。

穴をあけて、『ぬか』と『発酵中の米糠納豆菌ボカシ肥料』と『えひめAI―2』を入れて、次の日の内部温度をはかった。





46℃から54℃まで上昇した。




下の画像は穴をあけて、『えひめAI―2』のみを投入した。


投入時の温度 45℃




45℃から47℃までしか上昇しなかった。



『えひめAI―2』を少量投入するだけでは、温床の堆肥を再発酵させるための威力は弱いということである。


温度が上昇するということは、それだけ堆肥内の微生物が活性化している証拠である。

その点、『米糠納豆菌ボカシ』と『えひめAI-2』を併用した場合の威力は、少量の投入でも、凄いものがあることが分かった。


土壌改良時に、『堆肥』と『米糠納豆菌ボカシ肥料』と大量の『えひめAI-2』を投入すれば、土壌にたくさんの微生物が投入出来て、土は団粒構造になり、ふかふかの肥沃な菜園になって行くのではないか。







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肥沃な土壌を作るために

肥沃な土壌とは何なのか、そして土壌を肥沃にするにはどうしたらよいか?

その方法がおぼろげながら分かってきた。

3つの条件から理解出来る。
それは、物理性、化学性、生物性、である。

そして、肥沃な土壌にして行くには、これら3つの条件を改善して行くことである。

物理性とは、土壌の構造、通気性、水はけ(排水性)、水持ち(保水性)の改善であり、すなわち土壌を団粒化させることである。

化学性とは、土壌のpH(酸性度)や肥料成分の改善、そして、生物性とは、土壌に住む生物の多様性の改善である。


落ち葉と腐葉土





土の団粒化を促すには?

団粒化は、土の中に棲む多様な土壌生物の活動の結果である。

土壌生物が枯れた植物や根を食べながら活動し、分泌する粘液が接着剤の働きをして、土や腐食、ミミズの糞などがくっつき合って塊が作られる。

植物の根やミミズなどの土壌生物によって、かたい土はほぐされ耕かされる。

すなわち団粒構造の土を作るためには、土壌生物を増やすことにある。堆肥など土壌生物の食べ物となる有機物を投入することが、土壌を肥沃にして行く。


野菜の残渣や落ち葉を集めて堆肥を作る




ぼかし肥料とは、米ぬかなどいくつかの有機物を混ぜ合わせて発酵させたものである。
使用する有機物の種類や量で、肥料の3要素のバランスを整えることができる。
また、栽培している植物の根や、土の中にいる微生物に対して悪影響をおよぼすアンモニアガスが出ない。
ぼかし肥料は、作り方と使い方が簡単で、高い効果を得られる。
そしてぼかし肥料は、有機肥料と化成肥料のメリットを兼ね備えた肥料、ということが言える。
特徴は、有機肥料よりも早く効き、液体肥料などの化成肥料よりも長く効く。
しかも有機物を原料にしているから、環境によく有機栽培に適している。作り方や使い方は簡単で、臭いの問題もなし。さらに効果が強いので量が少なく済む。


米ぬか納豆菌ボカシ。

カリ分の多い木灰とリン酸の多いバッドグアノを投入。




完成したボカシを乾燥している。






生きた土壌は、土の中の無数の土壌微生物が盛んに生命活動を行っている。
理想とされる土の「団粒構造」も微生物によって作られる。

              土壌改善のための微生物資材『AI-2』




http://tomboy109.com/farm/homemade_fertilizer/
ひめAI」驚きの効果!
『土着菌、微生物を増やして団粒化を助け、土を健康な状態にするので様々な病気の予防や改善になります。そのため減農薬が有機栽培への転換が期待できます。
報告されている効果も調べてみました。
半身萎凋病のナスが復活ほうれん草、玉ねぎのベト病が改善バラ、メロン、きゅうりのうどんこ病予防、改善バラの黒星病の改善連作障害予防
あの頑固なうどんこ病が改善出来るなら嬉しい。野菜や果物を栽培していると、突然病気にかかってしまうことが多々あります。そんな時に「えひめAI」を試してみる価値はあるかも知れません。』

それ程の期待は出来ないと思うが、土壌の団粒化には、一役かって貰えそうな期待は持っている。
何よりも資材がローコストであり、簡単に大量生産が可能である。


画像右の『乳酸菌液』は、AI-2作成に使う『ヨーグルト』の代わりに使う。




効き目の凄い微生物資材『土いきかえる』




『乳酸菌、酵母菌に代表される有用微生物群5科20余種を特殊な餌と環境で発酵培養した液体たい肥「土いきかえる」は、優れた抗菌活性力を有しており土壌中で善玉菌の増殖を促進、悪玉菌を減少させます

増殖した善玉菌は、昨年の枯れた根葉茎を始め、土中の有機物を早期に栄養源として分解、土をやわらかく肥料の吸収をよくし、健康で病気に強い植物を育て、特に野菜では食味の向上、花では本来の色を楽しめます。』






最近良く聞く『腐植酸』。


植物の生育に不可欠であり、微量に土壌に存在する腐植物質。

堆肥に含まれる『腐植酸』のなんと約40倍もの『腐植酸』を含んでいる資材がある。

くみあい アヅミン 活性腐植酸


早速農協で2袋予約注文した。



『腐植酸含量で換算すると、アヅミン30~40kgで堆肥1t分の腐植酸を供給することができる。
水稲、畑作物いずれにおいてもアヅミン30~40kgで、通常の堆肥と同等の成績が得られている。
従って、効果面からもアヅミン30~40kgで堆肥1tに相当すると考えられる。

堆肥は、農作物の安定生産のために貴重な資材だが、手間や材料不足からその施用量が年々減っているのが実情。
アヅミンは少量で堆肥と同等の効果が期待される。

しかし、物理性の改善については、多量に施用する堆肥の量比から考えると、アヅミンはこの点が弱いと言えるため、堆肥とアヅミンを併用するのが有効な手段。』






堆肥の効用とは? 腐植酸とは?

菜園の隣は雑木林になっている。
通路には樫の木の葉がたくさん落ちている。





自然に腐葉土のようになっているのもある。




落ち葉の上の方には枯れ葉が溜まり、下の層では腐葉土になっている。




そして落ち葉を取り除けば、そこにはダンゴムシやミミズによって団粒化された土の層がある。
まるで天然の培養土のようだ。





先日片付けをしたハウス内の温床に、集めた落ち葉を運んだ。
温床の燃料に利用し、更には良質の堆肥を作るためだ。



≪堆肥の効用の深い意味≫

良い土壌とは?

落葉や粗大有機物が含まれている土ということ。
有機物自体は肥料成分としての働きはすぐには期待できないが、養分や水分を蓄える、緩衝機能を高める、微生物の活動を盛んにするなど、植物にとって様々な有益な作用がある。
『腐植』は地力となる。団粒化に役だち保水性・排水性・保肥性・通気性のある土になる。

腐植』とはなんですか?

腐植』とは、土壌中の有機物のうち、動植物遺体が土壌生物に分解・再合成された暗色の高分子化合物を『腐植物質』という。
腐植物質』は3つに分類される。
☆フミン酸 ※バットグアノにも含まれている
☆フルボ酸
☆ヒューミン

フミン酸とフルボ酸を合わせて『腐植酸』と呼んでいる。
この『腐植酸』が土壌中には不可欠であり、豊富であることが望ましい。
栽培過程で『腐植酸』は消耗していくため、どうしても不足しがちである。


★堆肥には、少しではあるが『腐植酸』が含まれている。

腐植酸』を補う方法の一つとして『堆肥の投入』がある。
しかし、堆肥に含まれる『腐植酸』の含有量は1~2%である

植物遺体や未熟な有機物が、『腐植化する』までには多くの時間を要する。

画像元 
https://shop.takii.co.jp/tsk/bn/pdf/2018_sp_059.pdf

腐植と腐植物質とは?           



腐植酸の土壌への投入効果とは?





≪腐植酸を含む製品の例≫


      AGフミン 20kg             バットグアノ 粒状 20kg





堆肥の5倍の腐植効果!              バットグアノ 粒状 20kg

粒状腐植酸                      原産地:インドネシア
AGフミン 20kg                    原料:こうもりのふん
価格2,480円(税込)                 【微量成分(%)】 腐植酸:10.9
                             フミン酸(腐植酸)の働きで土壌中
                             の微生物の増殖を活発にします。


12/5追記
≪腐植酸についてYUKIさん情報≫


アヅミンの一般的な使用方法は?     アヅミン   \2,816 (税込)         






『腐植酸の含量で比較してみましょう。農水省の調査によると、堆肥は約1.8%の腐植酸を含むとされています。従って、堆肥1tを施用すると、
  1000kg×0.01818kg
18kgの腐植酸が供給されることになります。アヅミンは約50%の腐植酸を含んでいますので、
  18kg ÷ 0.5 36kg
で、腐植酸含量で換算すると、アヅミン3040kgで堆肥1t分の腐植酸を供給することができることになります
つぎに、効果面で比較してみましょう。全国の国公立農業試験場において実施したアヅミンと堆肥の比較試験の集計を表-5に示します。水稲、畑作物いずれにおいてもアヅミン3040kgで、通常の堆肥と同等の成績が得られています。
 従って、効果面からもアヅミン3040kgで堆肥1tに相当すると考えられます。』


堆肥は、農作物の安定生産のために貴重な資材ですが、手間や材料不足からその施用量が年々減っているのが実情です。
これまで堆肥とアヅミンの違いについて説明してきたように、アヅミンは少量で堆肥と同等の効果が期待されます。しかし、物理性の改善については、多量に施用する堆肥の量比から考えると、アヅミンはこの点が弱いと言えるでしょう。そのため、堆肥とアヅミンを併用するのが有効な手段です。』



.

温床と米糠納豆菌ボカシの発酵威力

2日前に、踏み込み式温床の切り返しを行った。
すでに2回ほど切り替えしを行っている。
今回は、内部温度が11℃まで下がってしまったので、ヌカと発酵中の米糠納豆菌ボカシを少量加えた。




温度が11℃から42℃に上昇している。





現在発酵中の『米ぬか納豆菌ボカシ』である。





こちらは隣の温床である。
3日前に同じように新しいヌカとボカシを少量入れながら、切り返し作業をした温床の内部温度である。

温度計の針は50℃を指している。




米糠納豆菌ボカシの発酵威力は、凄いものがある。

プラントアクティベーター(植物活性剤) 微生物の可能性

微生物資材の持つ可能性

微生物資材を作成したり、色々と調べたりしていると、微生物が野菜に対して病原菌に対しての活力を与えるプラントアクティベーター(植物活性剤)としての役割を持つのではないかと思うようなった。




トマトの青枯病にアミノ酸が効くことを発見
作物の病害抵抗力を利用した青枯病防除剤の開発へ
情報公開日:2016年10月26日 (水曜日)

アミノ酸の一種
であるヒスチジンをトマトに与えると、難防除病害である青枯病の発病が抑えられることを発見しましたヒスチジンには青枯病菌を直接殺菌する効果はなく、植物が本来持つ病害抵抗性を高めることで発病を抑えます。作物の病害抵抗力を利用した青枯病防除剤の素材として有望です。』



ヒスチジン』とは?


アミノ酸の一種であり、ヒトにとっては必須アミノ酸


タンパク質を構成しているアミノ酸は全部で20種類
そのうちの9種類は体内で作ることができないため「必須アミノ酸」と呼ばれている。
9種類の必須アミノ酸は次の通り
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・スレオニン(トレオニン)
・フェニルアラニン
・トリプトファン
・リジン(リシン)
・ヒスチジン
・メチオニン

その他のアミノ酸
条件付き必須アミノ酸
アルギニンシステイン、グルタミン、グリシン、プロリン、チロシン
非必須アミノ酸
アラニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、セリン


青枯病とは?

『植物病原細菌の一種である青枯病菌の感染により起こる病気。

主に根から侵入した青枯病菌に感染した植物では、導管のなかで菌が増殖し、水分の吸い上げができなくなることなどによって葉や茎の地上部が萎れてしまい、最終的に枯死する。

トマト青枯病は日本全国で発生し、特に青枯病菌の増殖が活発になる夏は感染して数日以内に枯れてしまう。』





図3 実験室内での実験




トマトを植えたポットをヒスチジン溶液に浸漬し、培養した後に青枯病菌を感染させると、対照区である水だけを与えた場合と比較して発病が抑えられることが実験室内の実験で確認されました(3)。さらにアルギニンリシンなどのアミノ酸も、ヒスチジン同様、青枯病発病抑制効果を示しました同じナス科のタバコやアブラナ科の一種であるシロイヌナズナの青枯病に対しても、これらのアミノ酸は発病抑制効果を示すことが確認できました。』



ヒスチジンによって、どのように青枯れ病が抑制されるのか?


プラントアクティベーター(植物活性剤)としての働き。
『直接的な抗菌活性は示さずに、植物が本来有する病害抵抗性を高めることで病害を防ぐ薬剤のこと。』



この記事を読んで、すぐに頭に浮かんだのが『土いきかえる』ある。
さらには、微生物資材である『えひめAI-2』である。


https://clean-daichi.jp/archives/1008
≪株式会社オホーツク大地≫

◇土いきかえるの概要

「土いきかえる」は、乳酸菌に代表される有用微生物が有害菌や病原菌から、種を守り増殖を助ける物質(抗酸化酵素)を生産していることに着目、乳酸菌・酵母菌など20数種の菌に特殊な餌と環境を与え、大量に酵素を生産させたものです。

生産された抗酸化酵素(電気的マイナス)が有用土壌菌を増加させる一方、酸化酵素(電気的プラス)を保有している有害菌を減らします。その結果、連作障害の原因と考えられている根が分泌した生長阻害物質を早期に分解し、連作障害や生育不良を改善させます。また、肥効が良くなるため、収量・食味・糖度など が改善し、残留農薬による弊害を軽減します。

◇土いきかえるへの期待と効果
「土いきかえる」は、有用土壌菌増殖の強烈な手助けをし、有害菌の増殖を抑えます。
餌となる堆肥・有機肥料・作物残渣などの有機物が豊富な状態で散布すると、有用土壌菌は劇的に増殖します。
「土いきかえる」は連作障害を克服させる効果が期待できます。


 連作障害について
連作障害は微量栄養素の欠乏が原因と思われがちですが種の存続本能と考えられており、同種・他の生長を牽制する物質を根から分泌、同じ作物を植えるとその物質が生長を阻害する。このことが連作障害の最大の原因であると考えられております。

※数年間、作付間隔を開けると回復するのは、生長阻害物質を有用土壌菌が餌として分解、微量要素も生産しているからであると考えられます。したがって有用土壌菌の豊富な土壌ではこの作用が活発であり連作障害が軽減されます。』



『土いきかえる』の中に入っている酵母菌等が作り出す酵母に、青枯れ病を抑える植物活性剤としての働きをするアミノ酸があるのではないかと思った。

酵母菌(こうぼきん)ルーラル電子図書館

糖をエサに、体の中でアミノ酸ビタミン、核酸、ホルモンなど様々なものをつくり出す「合成屋」。人間の体内では作り出せない必須アミノ酸も合成する。』



『トマトの青枯れ病、レタスの軟腐病、キャベツの黒ぐされ病、稲の白葉枯れなどはバクテリアが原因なのである。腐る、枯れる病気はバクテリアが原因している場合が多いバクテリアの侵入経路 

バクテリアはウイルスと違い、媒介して寄生するものがない。どうやって植物体に侵入しているのか
① 植物の傷口
② 根っこの切口
③ 葉の裏の気孔
④ やわらかい弱い部分
⑤ 枝が分かれる新芽のところ
 以上の5つぐらいがバクテリアの侵入経路である。
 特徴的な症状 
  バクテリアが侵入すると特徴的な症状があらわれる。一部の葉がしおれ始める。
  周囲の葉は元気なのに、その植物だけの葉だけがしおれる。朝に葉面散布した時などは特に要注意である。葉面散布した後の3~4時間の畑を観察するとよく見えてくる。
 しおれた植物を発見したら、よく切れるカミソリを使いスパッと切る。切ったら、コップの水に切口をつけてみる。水が白く濁ったらバクテリアの病気である。 
 正常な植物を同じようにやっても透明な液しか出ない。白濁しているのは悪玉バクテリアが繁殖した証拠である。このように確認をしたら、すぐに引き抜く。他に転移する前にさっさと処分をする。 連作すると同じメカニズムで悪玉菌が増える。植物の分泌物をエサにバクテリアが増える。これをエサにしたもっと大きな生物が増える。この生物の分泌物をエサに悪玉バクテリアが増えるという図式である。
  このために土壌の消毒をするが、これは地表面から僅かな深さだけに効力がある。従って一度、連作障害が始まると、ずっと悩み続けることになる。


  特にナス科のようにナス・トマト・ピーマン・ジャガイモ などは元々高山植物のために平地で栽培すると、連作障害がひどくでてくる。
 土の中のバクテリア対策 
  善玉微生物をドンドン補給して菌層を変えるしかない。』


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