トマトのストレス栽培
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1232
『高糖度トマトの生産方法として土耕栽培の場合、果実肥大期に灌水量を少なくして、水分ストレスを与えるのが一般的です。
ストレスをかけて糖度を上げると果実は反比例して小さくなるため、デパートで見かける高糖度トマトは50g前後かと思われます。
栽培中にストレスをかけると尻腐れ症などの障害果が発生しやすいので、各生産者の方々は独自のノウハウをもって取り組んでおられます。水ストレスを与えて、トマトの糖度が上がるのは、果実が小さくなった結果だと考えられています。
つまり、果実1個あたりの糖分は普通のトマトとほとんど変わらないそうです。
したがって、トマトの糖分を上げるにはトマトが大きくならないようにすれば良い、と考えれば、水ストレス以外の手段があるかもしれません。』
トマトのストレス栽培のための工夫
高畝にして、水捌けを良くすることと、潅水量をコントロールする。
今年残り苗をハウス内で、鉢でストレス栽培をした結果、『プチぷよ』で糖度10度を記録した。
しかし、鉢をカラカラの状態で育てたので、ミニトマトがマイクロトマトになった。
来年度は、アロイトマトは露地栽培にして、高畝で作ってみようと考えている。
下の画像は、借り物であるがかなりの高畝で、トマトの苗を植えている。
雨が降っても、水分の量を抑える工夫には、ビニールハウスが良いだろう。
私の場合には、今年簡易ビニール雨除けハウスでミニトマトを作ったが、プチぷよは小さな虫に舐められてしまって、皮がざらざらで食べられなかった。
そこで、来年は下の参考画像のように、完全にビニールで囲って虫よけを重視して、栽培しようと考えている。
もちろん、高畝にしてストレス栽培を取り入れようと思っている。
③のうまみ成分を増やすためには、どうすればいいか?
と云う課題は、現在勉強中である。
肥料を買わせたい企業は、アミノ酸肥料とか有機アミノ酸肥料とか、やたらと旨味成分であるアミノ酸を強調しているものがほとんどである。
植物の窒素同化を考えてみれば、アミノ酸をトマトに吸わせたからと云って、トマト内にアミノ酸がとどまっているとは考え難い。
結局、行ったり来たりである。
窒素同化
窒素→硝酸→アンモニア→アミノ酸→タンパク質
タンパク質の分解過程
タンパク質→ペプチド→アミノ酸→アンモニア→硝酸→窒素
私の仮説として、妄想に近いが。
『微生物によってつくられたアミノ酸が、トマトに吸収された段階で、トマトに多く含まれるグルタミン酸が、しばらくトマト内に留まっているのではないか。』
と、考えている。
以下は、記事を書くために、色々と資料を書きとめたものです。
興味のある方は、読んでみてください。
『池トマト』に、すこし気持ちが引っ掛かりました。(*^。^*)
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/advance/magazine/2017/04/25/